2011年05月02日
G.W.突入そして、ボランティア大集結!
先週末から始まった大型連休を活用して、多数のボランティアが当機構の活動現場の宮城県仙台市ベースキャンプに集結。
大型連休中に当機構の被災者支援活動に参加するために全国から集まるボランティアは延べ100名近くにのぼる。関西、東海、関東などから、それぞれ車で、あるいは夜行バスで彼らは集まる。最長で1ヶ月以上から最短1日の弾丸ツアーも(前後2日は移動日)、個人もあればグループ参加もある。年齢層もバラエティに富んでいる社会人、学生、シニア(定年退職者)に、中学生(保護者同伴)もいる。
5月2日には、東松島市東名(とうな)で継続中の「泥だし」に約30名を送り出し、床下や庭にたまった泥のかき出しや汚れた食器などを洗う作業を被災者宅数件にわかれて行った。とくに床下の泥だしは、床をはがず作業が必要なため、大工経験のあるボランティアの指導のもとで慎重に進めた。また別のグループは、仙台市若林区の被災地域(沿岸部)を物資を積んだ車で巡回し、家々をたずねて生活物資を配布やいまの必要を調査した。その中で訪ねた住人から「震災後から今まで何もくれなかったじゃないか」とボランティアを市職員と間違えて不満を口にされたこともあった。(この方の誤解はすぐに解消)巡回した地域は、当機構の新しい倉庫(若林区卸町)から近いこともあり、巡回後に直接物資を取りに来る被災者の方々もいた。また新しい倉庫にも、旧倉庫でボランティアを続けていた人たちも集合し、物資の仕分けを行った。
5月3日以降も、石巻市で「炊き出し」、気仙沼市で「焼きたてのワッフルと生活物資配布」(3〜5日)、東松島市での「泥だし」などの被災者支援が行われる。5月7日には、仙台市若林区の民声委員の黒須氏らの呼びかけで被災者と市民、ボランティアも交えての大交流会「サンピアフェスティバル」が六郷中学校とサンピアの両避難所で開催されることになり、当初から黒須氏と被災者支援で協働している当機構も参加、この運営をサポートとするとともに、パン・アキモトからもパンの缶詰が提供される。当日は、多数の炊き出しや布団乾燥サービス、ヘアカット、子どもの遊びコーナー、傾聴ボランティア(心の相談)など多彩なプログラムを準備。この催しを準備している黒須氏は「被災者の中で元気な人には炊き出しとかお手伝いできることにも参加してもらったり、また全国から集まり2ヶ月近くにわたり応援を続けてくれているボランティアの皆さんにも楽しんでもらえる時としたい。周辺の多くの避難所からも参加できるように区とも調整しています」と意気込みと語る。当日はテレビや地元メディアなどの取材も入る模様。
仙台YWCAで毎晩行われる一日の振り返り、会場も満杯、宿泊も臨時に3ヶ所増やした
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