2011年05月20日

パン・アキモトに届いた1通のメール(from 藤原さん)


「初めまして。先日の、東北大地震で被災し、今は避難生活をしている者です。以前、テレビでアキモトさんの救缶鳥プロジェクトを見て、凄く感動し、素晴らしい活動だと思っていました。そして今、私達は地震と津波で家を失い、この先、生きていくのに不安を覚えている最中です。 そんな、私の元 にも救缶鳥が届きました! 本当に涙が出そうです」

「まさか自分達が被災者になろうとは思ってもいなかったので、こんな素敵なプレゼントが来てくれたんだと思うと、勿体無くて缶を開ける事が出来ません。本当に素晴らしい活動ですね。私達の町は大槌町と言って、町長も先日、遺体で見つかり壊滅的な被害を受けた町です。避難所では、まだまだ食糧も足りていないと言います。どうか、私達の町にも救缶鳥が来てくれて、子供達に笑顔が戻ってくれる事を願います。ありがとうございます」
 このメールに感激した秋元社長は社員一同でぜひ、救缶鳥(パンの缶詰)をもって津波で壊滅状態になった大槌町に行きましょうと呼びかけ、出かけていかれた。
 現在藤原さんは別の場所に避難されていて、なかなか秋元社長も連絡が取れなかったが、奇跡的にもこのメールの主の藤原さんに釜石でお会いすることができた。社長も社員の皆さんもまた藤原さんも感激の出会いとなった。
 藤原さんからのお礼のメール「今日はわざわざ遠い岩手の沿岸、大槌町までパンを届けにきていただき、本当にありがとうございました。こんな素晴らしい出会いがあって、心から感謝しています。明日秋元さんから今回いただいた救缶鳥を4月から息子が通っている学童の子どもたちに届けたいと思います!」
 自分の喜びを自分のものだけにせず、他の人々にも分け与える、そんな輪が着実に広がっている。
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