2011年04月11日
従業員と応援隊でパンやお菓子を被災者宅に配布(JIFHとパン・アキモト)
4月10日、被災者支援を継続的におこなっているパン・アキモト(栃木県那須塩原市)が今度は、従業員と同社取引先の製菓企業、関東ニュービジネス協議会からの応援隊を含む20名以上で当機構スタッフと石巻市内の被災者宅をまわり、パンや菓子、野菜などを届けた。
この日の配布したものは、焼きたてのパン300本(900斤)、パンの缶詰1600個、大麦の菓子5,000個、チーズ段ボール箱10箱分のほか、大量の下着や野菜類などで、同社と取引企業、参加した応援ボランティアなどで用意した。
パンや物資を受け取った方々の中には、「地震から1ヶ月になりますが、物資を受取ったのはこれが初めてです!」という方もいたという。救援物資の届け先がどうしても避難所中心となる中で、行政の目の届かないところでは、いまだに見過ごされている現実があることがわかった。効率面では必ずしもよくないかもしれないが、こうした被災者宅への地道な訪問活動によって支援の手が届いていない被災者を知り、そのニーズに応えていくことも大切であることを再認識した。パン・アキモトの秋元社長は「被災地支援では飢餓対策機構のようなNGOと協力することで、我々提供する側にとっても被災者に確実に届いたということがわかることが嬉しい。今回、当社社員やこの活動に応援している方々と現地に足を運んだことは、今後のためにもよい機会となった」とコメントを寄せた。
この石巻市内では、震災後徐々にライフラインが整いつつあったにも関わらず、4日前の大きな余震によってまた断水状態に逆戻り、自衛隊の給水車に多くの人々が列をつくっていた。復旧が遅れれば、水の需要がさらに高まる可能性もある。
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