2011年04月02日
被災地での活動状況(4月2日現在)
4月2日現在の活動状況についての報告。
【東松島市矢本地区】TCI(東京キリスト教学園)ボランティア5〜6名で同地区での物資配布と被災家屋の片付けの手伝いなどの取り組みを続けている。この地区周辺での最初の取り組みを始めたのは関東からの本郷台キリスト教会のボランティアチームだった。矢本では、ようやく自衛隊ががれきの撤去などに入り始めたところで、住民もそれぞれの家の片付けや清掃に手をつけはじめたところが多いという。ゴム手袋や潜在類、ブラシなその清掃用具のニーズがある。TCIは1週間交代でボランティアの派遣を続けており、現在のチームは第三次で第七次まで計画をしている。
【塩釜地区】KGK(キリスト者学生会=大学生の全国組織)教会の近隣地区で被災者支援を続けている塩釜聖書バプテスト教会(大友牧師)との連携で3月30日に炊き出し(豚汁)と手作りのお握りの提供を行い約400人を提供した。その際に、被災した家で海苔を作っている工場から最後の海苔をいただき、それを使ってお握りを作った。それを工場にももっていくととても喜ばれた。来週にはKGKの新たなボランティアチームが仙台入りする予定なので、もう一度炊き出しや近隣家庭の片付け、日用品の配布などを行う予定。
【釜石地区】本郷台キリスト教会のボランティア7〜8人の体制で、地元の釜石新生教会の紹介により民家を借りてそこにメンバーが宿泊を続けながら、家の片付けや物資の提供などの被災者支援を継続中。
【石巻地区】英国人ボランティアのマーティンさんを中心に3名程度で活動中、トイレットペーパーやティッシュ、食料などの日用品の配布などを地元の石巻キリスト教会と協力しながら行っている。今週は、そのほかにも広島からのボランティア(日本福音自由教会)やブラジル人のグループ(アポヨ)も同地に入り、被災された家からの荷物出しなどを手伝った。また避難所のミナト中学校からの強い要望に応えて、ちょうど当機構に寄せられたばかりの自転車30台を届けた。
石巻地区のボランティアからの報告によると、とくに自衛隊一時撤収する5時以降から夜間にかけての治安問題が表面化しているとのこと。自販機はほとんど壊されたりしている。子どもたちだけで生活しているストリートチルドレンの情報もあり、現在確認を行っている。
【南三陸地区】本郷台キリスト教会とほかボランティアが避難所となっている志津川小学校に泊まりこみながら、物資の受け入れや管理などの手伝う行政のボランティアに参加中。また近隣住民のニーズを家々を回るヒアリング調査も行っている。
【JIFH】3月30日から第三次派遣スタッフが現地に入り、ベースキャンプの運営、救援物資の倉庫の管理、ボランティアグループの受け入れと各種の連絡調整、広報活動などを行っている。
当機構は、被災者を救援するための「緊急募金」を受付けております。
募金の送り先は、郵便振替 00170-9-68590 日本国際飢餓対策機構まで。
記入覧に必ず「東北地震」と明記ください。 ご協力よろしくお願いいたします。
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