2011年03月20日
広報担当者のつぶやき
大阪事務所広報スタッフから
ベースキャンプで緊急支援のリーダーをしている清家スタッフのもとには国内外からひっきりなしに電話がかかってくる。「僅かの時間でもいいから」と活動の様子の聞き取りをしていても、ブーンブーンと彼のiPhoneは鳴る。終わったと思ったら今度はメール、また電話。その一つひとつが支援の要請であり、また支援の相談だ。今夕は「今晩の1500人分の食事がない、何とかできませんか」と切実な訴えがあった。とにかく当機構が調達したスープ類やおかゆと明泉幼稚園の応援も得て、なんとかそれに近い数をお届けすることができた。支援を待つ側も応援する側もギリギリの連続が続いている。
この日の朝、スクーターに乗って自宅近くのコンビニにいくと、被災地では手に入らないカップ麺が棚にたくさん並んでいた。一つ125円、これまでは何とも思わなかったのに、思わず「これ買おうと思えばいま全部買えるよな」とひとりつぶやく。道を走らせても、ガソリンスタンドにも車の列はない。何もかもない被災地と普通に買えてしまう自分の町、この差はあまりにも大きい。日本の今までの豊かさとは何だったのか?それを日に日に強く思わされている。
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