ハンガーゼロ アフリカ」とは

小堀親善大使

2018年10月19日

小堀親善大使ウガンダキャンプ報告②

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子どもたちと.jpg


 ウガンダにおける近年の変化をいくつか挙げると、一つは小学校の卒業率が5%から20%へと伸びたこと、またそこから高校への進学率が約半数に伸びたことです。先進国と比べると驚くような低い数字ですが、現地では大きな成果です。
 もう一つは、女性の立場が男性と同等になってきたことです。発言権や所有権など女性の権利が認められるようになりました。地道に続けられてきた支援により意識改革がもたらされ、生活は改善され、状況は確実に向上しています。

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 村の活性化に貢献する女性の活動もいくつか視察しましたが、FHウガンダが提案して2015年から始まった「貯蓄シェアリンググループ」は大変興味深いものでした。村の婦人会のような10人~30人のグループが5つほどあります。毎月2000シリング(約65円)を出し合い、各自通帳ノートを持ち、全体のお金の流れは帳簿で管理されています。まるで銀行のようなシステムで、村人同士の良い信頼関係の証しでもあります。ルールは、家の修理や子どもの学費などまとまったお金が必要な際にそこから借り入れたら、2週間以内に10%の利息で返済するというものです。そうして貯蓄額が1千万シリング(日本円で約30万円)に達成した順調なグループもありました。これを利用して牛2頭を買い、ミルクを売って生計を立てている家族もありました。この貯蓄シェアリングによる安定した生活の実現をみんなで喜び、村人たちの団結力にも繋がっています。


私たちは衣食住ともに利便性の高い商品に囲まれて暮らしています。しかしウガンダの人たちは自然そのものを活用する生活で、水道もガスも通っていない家庭がほとんどです。井戸までは数百メートル。小さな子どもが重い水のタンクを背負っています。先進国の快適さを知っている者にとっては、今更そのような暮らしには戻れないというのが本音かも知れません。満足の概念そのものが異なります。
カサーレ井戸体験.jpg

 支援活動をする側として、まず私たちが謙遜を学び、人々の価値観を理解することから始まると教えられました。全ての人に公平に命が与えられ、今日も生かされている、そして生きるためには必ずパートナー(助け手)が必要となってくる、住む場所が離れていても命の絆で結ばれていることを忘れないこと、そこに支援の根本的意味があるのではないかと、ウガンダで過ごした日々を振り返りながら考える毎日です。
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小堀親善大使は、11月3日開催される「世界食料デー八尾河大会」(大阪府八尾市)で音楽ゲストとして出演され、演奏の合間のトークではウガンダキャンプでのキャンプ体験もお話される予定です。お近くの方はぜひご来会ください。
案内はこちらWFD八尾河南大会.pdf

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