ハンガーゼロ アフリカ」とは

【大阪事務所】

2018年08月02日

高1の娘とボランティアに参加(山田スタッフ)

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ボランティアに関心を示した高校1年生の娘に背中を押されて親子ボランティアをしてきました。

娘も私も災害が発生した直後の現場に入るのは初めての経験でした。活動をシェアさせていただきます。ボランティアを考えている方々の参考になれば幸いです。

7月28日(土)の活動は、とても大きな被害を受けた真備町にある児童館の清掃でした。
ちょうど台風が向かってきていたので、社協は早々にボランティア活動の中止を発表しました。
岡山キリスト災害支援室(岡キ災)の事務局は、天気予報を見ながらボランティアの安全と作業の可否を夜遅くまで慎重に検討していました。出た答えは「実施」。台風・熱中症対策と、最大限に活動したい!というみんなの想いを実現するために、朝5時ボランティアセンター出発、6時作業開始の特別スケジュールが決行されました。東日本震災以降の災害現場で指揮を取ったことのあるスタッフは「これまでこんな無茶な作業を依頼したことはありません・・・」と恐縮気味に、でも、児童館の再建が地域に希望を与えることを信じて、ボランティアに協力を求めていました。
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写真(左)流し台の上にこびり付いている泥、(右)汚物が逆流して作業が大変だったトイレ

 国内外と地元から集まったボランティアは総勢35人。老若男女を問わず幅広い人材が集結していました。
男性は大型の什器を運び出す力仕事を、建築関係の経験がある男性は天井板を外す仕事を、女性は小さい荷物の運び出しと高圧洗浄機を使った泥出しを行いました。リーダーの指示に従いながら、経験のある人の動きを参考に私たち親子は流れて出てくる泥水を水切りで外に流す作業を繰り返しました。作業50分に休憩10分のサイクルを9時ごろまで、日が昇り気温と湿度が上がってくると作業時間を短く、休憩時間を長くとりながら終了予定時間の昼12時までワークを続けました。休憩時間には参加者の交流ができ、参加動機やこれまでのボランティア体験や作業のコツなどを教えてもらいとても参考になりました。互いを労わる声掛けも頻繁になり、チームになって働いていることを実感しました。JIDOUKAN_KYUUKEI.jpg上の写真は休憩タイムの一コマ。地元をはじめ、いろんなところから参加されたボランティア同士の交流の場となります。左の方は在日ブラジリアンですが、「これまで日本のために何もできなかったので・・」との思いで来られていました。右の男性はトラック運転で瓦礫搬送などで大きな力となっておられます。
 作業前は、大量の廃棄物と乾いてこびりついた泥がどのように片付いていくのか想像できませんでした。リードして動く人を真似ながら手を動かし、わからない時には何をしましょうか?と素直に聞くことで、少しずつ率先して行動できるようになりました。言葉が通じなくても様子を察して助け合うことができていました。このように6時間の作業を行った後には、山のように積まれていた廃棄物は集積場に運び込まれグラウンドが姿を現しました。泥がなくなった教室では床の木目が見えるようになりました。作業は終わってはいませんが、気持ちがスッと晴れました。
jidoukanYK.jpg何ができるだろう?と誰もが思うと思います。資格も経験もありませんが参加できますか?と問い合わせを受けることもあります。私も娘も同じでした。参加して気づいたことは、ボランティアの誰もが「傷んだ人々に希望を持ってもらいたい」と思い、ただ自分自身を捧げているということです。娘の感想は「どれだけの力になれたかはわからないけど、ボランティア活動がどんな様子か知れてよかったし、行くか行かないかモヤモヤしてるより来てみてよかった」です。児童館女性陣.jpg
ハウスクリーニングに手慣れている女性の方々の活躍の場もいっぱいあります

 まだまだ厳しい暑さは続きます。被災地ではまだまだ助けの手が必要です。もうしばらくは、生活基盤(住居)を整える作業が続くと思いますが、全員が等しく重労働をする必要はありません。チームの一部分として皆さんの手にあるものを差し出してみてください。岡キ災では宿泊場所をはじめ、ボランティアに関する詳しいガイダンスを提供していますので、このボランティアセンターを利用して倉敷の復興にご協力ください!ボランティアの行き帰りに岡山観光をして、美しい岡山を楽しんでもらいたいと思います。
体験記:山田香菜(大阪事務所)

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