ハンガーゼロ アフリカ」とは

伊東 綾

2018年05月02日

8 : 1の関係

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東北事務所(仙台)から東京事務所に移動になり、1年が過ぎました。
この1年、色々な所で、世界の飢餓・貧困の話をさせていただく機会をいただいています。
皆さんが、世界に住む"隣人"のために、心を寄せてくださっていることを感謝します。

世界の現状を知りたいと積極的に思ってくださるみなさんに、
「分かりやすく」お伝えできるかを考えながら準備をしています。

JIFHは、1981年に発足し今年で37年目。
37年間の1年、1年。1日、1日。1分、1分。1秒、1秒。
飢餓・貧困の中にある多くの人たちが、
"生きる"お手伝いをさせていただいています。

「分かりやすい話」の準備をするために、過去の活動を振り返っています。
私の手元には37年前の資料はないので、ここ10年間ほどの
ニュースレターを読んでいると、支援に入った当時の
状況と数年後の状況、そして支援終了(自立できたということ)
に至るまでのが報告されています。

スタッフたちの苦労話や現地の人たちの笑顔。
里親さんと里子たち(現:チャイルド・サポーター)との
交流、現地の人たち自身の自助努力など、
1ページには書ききれないであろう様々なストーリーが
そこにはあります。
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2017年9月に国連が発表した飢餓人口8億1,500万人。
9人の内1人が飢餓状態にあるとするこの数字に、

『私は8人の側でよかった。』と考えるか

『その1人が、私だったら?』と考えるか。

『もし私がその1人なら、8人に何を望むであろうか?』と立場を置き換えてみる。

37年前に支援を受けた子どもは、すでに成人し家庭を築いて
いるでしょう。
その時には、明日の命も危うかったであろうその子が、
次世代(次々世代)の命を生み出している。

アメリカ人のラリー・ワード氏(国際飢餓対策機構創設者)は、
当時、10万人が飢餓が原因で命を落としていく現実を前に、
何とかして彼らを救いたいと心動かされましたが、
10万という数字に、自分一人で何ができるかと苦悩していました。
そして彼は、

『人は一人、一人死んでいく。ならば一人、一人助ければよいのだ。』

と気付き1971年から国際飢餓対策機構の活動を開始しました。

『8人の私 / 1人のあなた』こうすると2つの間に断絶があるようです。
『8人の私 = 1人のあなた』イコールで繋げれば、お互いに行き来できる関係が構築されます。

私たちは、いつか、8億1,500万という数字が「ゼロ」になる日を目指して、
皆さんとともに「世界を変える」アクションを起こしていきます。

あなたがたが、これらの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、
わたしにしたのです。【聖書 マタイ25:40】

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