当機構の親善大使は、現在5名。
ゴスペルシンガーの上原 令子さん
福音歌手の森 祐理さん
フルート奏者のソン・ソルナムさん
ピアニストの小堀 英郎さん
歌手のManamiさん
皆さん、ご自分の音楽活動をしながら、
親善大使として、JIFHの働きを、多くの方に
お知らせしてくださっています。
そんな親善大使たちは、3.11以降東北に何度も
足を運んでくださり、仮設住宅を中心に、
ミニコンサートを開いてくださいます。
日中の仮設住宅は、ご年配の方が多く、
車がなければ外出するのも難しい方ばかりです。
ですから、こちらから出向いてのコンサートは、
仮設の方々も、気軽に来ることができます。
(仮設敷地内の集会所を利用します)
1時間弱の短い時間ですが、懐かしい歌を
楽しんでいただいています。
【森祐理親善大使(陸前高田市)】 【上原令子親善大使(南三陸町)】
親善大使の皆さんは、東北被災地だけでなく、
国内や海外にも出て活躍されています。
海外でのコンサートで、現地の方から、
「東北が今どうなっているのか聞かせてください。」
と言われるそうです。
親善大使の皆さんは、東北の方々と触れあい、
頑張って前に進もうとしているというお話を
現地の方々に伝えてくださいます。
そして、現地の方々から、いつも
「『東北の方々のためにお祈りしています。』と伝えてください。」
との伝言をお預かりしてきて、被災地の方々にお話をしてくれます。
彼らは、あちら側とこちら側を繋ぐ『架け橋』の
役目を果たし、東北の方たちに
「あなたたちは、忘れられていませんよ。」
と励ましを届けてくれます。
全ての人が、東北に来ることができる訳ではないし、
全ての東北人が、他県や世界に出かけられる訳ではありません。
けれども、架け橋があって、行き来してくれる人が、
必要なものを運んでくれます。
親善大使の皆さんは、架け橋そのものとなって、
歌と共に、温かな愛も運んで下さっています。