ハンガーゼロ アフリカ」とは

【大阪事務所】

2014年04月01日

琉球愛歌/MONGOL800

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「日々あなた思い 一生が終わればいい
 日々の暮らしの中 間違いだらけこの世の中」

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桜満開。花粉満載。涙腺崩壊。鼻ティッシュ万歳!
日々の暮らしの中、花粉症だらけこの世の中。


先日、大阪シオン教会の安達先生と学生たち(中学~大学)5人と共に
昨年台風被害を受けたフィリピンの被災地を訪問してきました。

大阪シオン教会は世界食料デー東大阪大会を毎年、実施してくださっており、
昨年の大会ではフィリピンHOPE児童合唱団のコンサートが行われ、大盛況でした。

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【世界食料デー東大阪大会(2013年10月)】

その大会の後に大きな台風がフィリピンを襲い、教会の皆さんはとても心配してくださっていたのです。
HOPE児童合唱団の子どもたちは被災地から離れた地域であったため全員無事でした。
しかし災害で苦しんでおられる多くの人々がいることを知り、教会として何かできないだろうかと考えてくださり。
安達先生は、台風支援のために学生たちにチャレンジして、彼らが中心となって1つのプロジェクトチームを立ち上げ、
フィリピン被災地支援のために長期的に関わっていくことを決めてくださったのです。

その名も『バルナバプロジェクト』

バルナバは聖書の使徒行伝に出てくる弟子の名前で「慰めの子」という意味。
彼は自分の畑を売り、その代金を宣教の働きのためにささげた人物です。(使徒4:36-37)

そのためプロジェクトのメンバーは、このバルナバに習い、自己犠牲を伴った精一杯の応援をしていこうとしています。

「自分たちはまだ若いから、お金もないし、時間もないし...だから何もしない」ではなく、
自分たちに出来ることを精一杯しようという彼らの姿勢に、私自身も励まされました。

そのプロジェクトチームのメンバーが、まず現地を知ることを目的として、
今回の訪問を計画。私は引率スタッフとして現地案内のために同行させていただいたわけです。

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学生の5人中4人は初めての海外ということもあり、緊張気味でした。
それでも彼らは、被災地の状況をその目で見て、
実際に活動しているFHフィリピンやナビゲーターフィリピンのスタッフから
話を聴き、また被災された方々との交流を通して、多くのことを感じとり、学んだようでした。

「被災から4ヶ月以上が経過しているとは思えない。もっと復興が進んでいると思った」
「日本の豊かさを思い知った。自分の中での価値観が変わった。」
「フィリピンの人々のたくましく生きる姿に感動した。」
「被災された人にとって最も必要なことは何だろうかと考えさせられた。」
「かわいそうだと思うだけではなく、そこから何ができるかをこれから考えていきたい。」
「すべての人を助けることは難しい、でも1人でも多くの人に届いていきたい。」

メンバーは帰国後、さらに多くの学生たちに呼びかけ、
フィリピンのために具体的な支援を計画していきます。
私も彼らと共に自分にできることを精一杯させていただきます。


【2014年3月末までのフィリピン台風支援の様子】
https://www.youtube.com/watch?v=a5zKOhe-yZY

「泣かないで人々よ 
 あなたのため明日のため
 すべての国よ 
 うわべだけの付き合いやめて
 忘れるな琉球の心 
 武力使わず 自然を愛する
 自分を捨てて 誰かのため何かができる」

琉球愛歌/MONGOL800

『キリストは、神の御姿であられる方なのに、
 神のあり方を捨てることができないとは考えないで、
 ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、
 人間と同じようになられたのです。』

         (聖書 ピリピ2:6~7)

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