4月18日仙台も桜の開花宣言が出されました。東北にも桜前線が北上してきています。
今年の冬は、本当に雪が多く寒い冬でした。
今年の冬は、本当に雪が多く寒い冬でした。
先月、韓国ゴスペルグループの東北ツアーに同行させてもらいました。
仮設住宅で、また教会でと、4人のハーモニーとお話しは、来られた方々の心を温め、慰めてくれました。
コンサートの中で彼らが必ず歌ってくれたのが童謡「春よ来い」。
小さな歩き始めた女の子が、暖かな春になって外で遊べるのを心待ちにしている歌です。
『痛みを覚えるこの東北の地にも、喜びをもって「春よ来い」と言える日が来ることを願って。』と歌い始めると、自然に会場の皆さんも一緒になって歌ってくださいます。
あれから1年。
季節は自然に変わっていきますが、東北に住む私たちは、まだまだ冬のような心です。しかし悲しみに沈む中であっても、
多くの愛を感じた1年でした。
多くの慰めを受けた1年でした。
多くの出会いがあった1年でした。
多くの人たちに支えられた1年でした。
多くの「ありがとう」があった1年でした。
こうして少しづつ『暖かさ』が増していけば、いつかきっと私たちも心の底から「春よ来い。早く来い。」と言える日がくるでしょう。
そして、満開の桜のような笑顔をみなさんに見ていただけるために、東北の方々と共に歩んでいきたいと思います。