2017年06月08日

森祐理 親善大使 北米ツアー報告


 2017年3月23日~4月4日、アメリカのオレゴン州、ワシントン州を巡ってのコンサートツアーを行いました。これは、「愛の手インターナショナル(AINOTE)」と「日本国際飢餓対策機構(JIFH)」の共催によるもので、今回で5回目となります。第1回目のサンフランシスコからロサンゼルス、ニューヨーク、ハワイと毎回豊かな恵みと感動にあふれた旅となり、支援の輪を広げる良き機会となっていますことを感謝しています。

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 今回は、AINOTE代表の藤川さん(写真㊨)のご体調がすぐれず、同行されなかったのですが、サンフランシスコの空港までご夫妻で会いに来てくださり、しっかりとバトンを受け取りました。藤川さんご夫妻の祈りを胸に刻んで、最初の地、オレゴン州ユージーンに飛びました。

恩師クラウス先生宅で奥様と涙の再会

 ユージーンは、私個人的にもアメリカで特に思い出のある場所です。それは、私たち家族をクリスチャンへと導いて下さった宣教師クラウス先生ご夫妻が引退後に住まわれた地だからです。毎年のようにクラウス先生の家を訪れ、バイブルスタディをして頂いたことは、私の大 切な 糧になっています。クラウス先生は11年前に天国へ旅立たれましたが、ミセスが90歳の今もご健在で、感激の再会をすることが出来ました。「あの小さなユリが親善大使に...」涙を浮かべて喜んでくださったミセスの前でコンサートができたのは、大きな喜びでした。クラウス先生が愛したこの地に「ユージーン日本語教会」が誕生し、林先生ご夫妻はじめ教会の皆様と共に賛美を捧げた恵みの時となりました。

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【写真:ポートランドのJIBCでのコンサート】


「子どもたちのために」の声に励まされ

 ユージーンから車で2時間走ると、オレゴン最大の都市ポートランドです。翌日は、ポートランドにある「ジャパニーズインターナショナルバプテスト教会(JIBC)」での礼拝とコンサート。ここは、日本人教会として立派な会堂を持っておられ、牧師のマイク横井先生、副牧師の八十先生をはじめ皆様が生き生きとした活発な教会です。地域の新聞の第1面にも写真入りでコンサートの記事が掲載され、一般の方々もコンサートにお越し下さいました。終演後、「食べることすらできない子どもたちに何かしたいと考えていた。今日この働きを知って私もお手伝いしたい」と語られたご婦人の言葉に励まされました。コンサートに参加された地域の方々に、引き続き神様の愛と導きがありますよう今も祈り続けています。

神の愛と希望を届けることの喜び

 オレゴン州からシアトルへの移動は、JIFHでインターンを務められた大島さんのお父様が引き受けて下さいました。JIFHと関わりを持った方が、世界中におられるのは本当に心強いですね。シアトルでは、「フェイスバイブル教会」のレディースティ(写真㊨)、「シアトル日本人長老教会」での親子コンサート、「栄光キリスト教会」、「リンウッド日本人ファミリー教会」、「日本インターナショナルバプテスト教会ベルビュー」の5ヵ所にてコンサートを行いました。いずれも思いがけない再会や出会いがあり、祝福に満ちた時となりました。ご婦人方、子どもたち、学生さん、国際結婚をされている方々...涙を流して聴いてくださったすべて方々の上に、引き続き神の御手がありますよう願ってやみません。JIFHの活動を通して、神様の愛と希望をお届けできることは本当に嬉しく感謝しています。

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【写真:ベルビューでの礼拝コンサート】


 実は、最初にシアトルに来たのは、あの阪神淡路大震災の後でした。震災で負った悲しみを癒すために家族旅行を計画し、クラウス先生と共に訪れたのがシアトルだったのです。

 シアトルの風景を見ると、当時のことが思い出されて複雑な気持ちもありましたが、同時にこの20年以上の恵みも数えました。今回、AINOTEとJIFHの 働きをお伝えするために再びこの地を訪れることができたのは、特別な意味があったと思います。震災での弟の死を通して命と向き合うようになり、それがJIFHの親善大使の働きへとつながりました。悲しみさえもすべては神の御計画の中だと改めて思わされています。

 今回のコンサートツアーを通して、お一人お一人の心に神様の蒔かれた種が、いつの日か芽を出し、豊かな実を結びますよう心から祈り続けています。

2017年春 福音歌手 森 祐理 記

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