2017年05月09日

【フィリピン】待望の2つ目の教室が完成


 2017年3月28日、フィリピン、サマール島マラブット地域にあるマブハイ小学校で2つ目の教室完成を祝うセレモニーが行われました(1つ目は2015年8月完成)

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 式典には、2つの教室建設のために日本で活動してきた大阪シオン教会を中心とするバルナバプロジェクトのメンバー7名とJIFHスタッフが出席し、学校に通う子どもたちや教師、保護者らと共に教室の完成を盛大にお祝いしました。

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 この学校は2013年11月に発生した巨大台風ヨランダによって甚大な被害を受けました。翌年日本から数名の若者が現地を訪問し、子どもたちがまだ狭い仮教室で勉強をしている状況を目の当たりにして「子どもたちのために教室を建ててあげたい」という思いが与えられ、バルナバプロジェクトが始まったのです。建設費用を集めるために自分たちで作詞作曲したオリジナルCDなどを日本で販売したり、バザーを行うなどして地域の方々や他教会の皆さんにも協力をお願いしました。

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 今回で4回目のプロジェクトチーム派遣となり、メンバーと地元の人々との間に深い絆ができているように感じました。新しい教室で勉強をすることになる子どもたちにインタビューしたところ、次のような返事が返ってきました。

「以前は仮の教室で勉強をしていたので、雨が降るたびに濡れてしまって、授業に集中できないで困っていたんだ。新しい教室はぼくたちにとって本当に大きな助けになっているよ」(Janfulくん6年生)

「支援してくださった皆さんに心から感謝しています。卒業までこの教室で勉強をがんばります」(Roseさん5年生)

 式典後はバルナバプロジェクトのメンバーから日本から持ってきたオリジナルTシャツがプレゼントされ、子どもたちは大喜びでした。さらに教室で「フルーツバスケット」をしたり、バルーンアートなどをしたりして交流を深めました。

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愛し愛される喜び

 「私がフィリピンに行くのは3回目でしたが、完成した教室を見るのは初めてだったので、見た時はすごく感動しました。セレモニーのために前々から地域の人が歌やダンスを練習して披露してくれたり、スピーチの時には覚えた日本語を使って話してくれたり、1つ1つがすごく嬉しかったです。子どもたちは、一緒に遊んでいる時も私たちの名前を覚えていてくれたり、『次は、いつフィリピンに来るの』と聞いてきたり、今回来られなかったメンバーのことも『あの子はどこにいるの』などと、すごく関心を持って聞いてきました。その姿を見た時に、私たちがフィリピンの国や町、そこに住む人々を愛しているように、彼らも私たちを愛してくれていることを気づかされました。」(安達瑠香)


 台風被害から約3年半が経過し、町は元の活気を取り戻しつつあります。今回の台風の傷跡から生まれた愛の絆が、フィリピンで、日本で、さらに広がっていきますように。(報告:JIFH 吉田知基)

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