2017年03月17日

【フィリピン】台風被害の学校再建を


 2013年11月の巨大台風30号(現地名:ヨランダ)は、フィリピンのレイテ島やサマール島に甚大な被害をもたらしました。当機構は皆さんのご協力を受けて、食料や復興支援ボランティア派遣をはじめ様々な支援活動をさせていただきました。

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 大阪シオン教会のメンバーと現地を訪問した時は被災から半年以上経っていましたが、トタン屋根の崩れかけた家々やブルーシートで覆われた屋根が目に飛び込んできました。現地スタッフの話によると「実はどこまでが台風被害で、どこまでが元々のバラックか区別がつかない」とのことでした。元々貧しい地域が、災害に遭って壊滅的な被害を受けていたのです。

 特に沿岸部にあった学校は、台風による高潮や暴風によって建物が大きな被害を受け、子どもたちは仮校舎の狭い教室にすし詰め状態で授業を受けていました。この現状を見た大阪シオン教会の若者たちは、被災地に学校を建設しようと「バルナバプロジェクト」を立ち上げました。様々な取り組みをして学校建設の募金を呼びかけています。今回はメンバーの一人、笹島百合さんに報告をしていただきました。(JIFH吉田知基)

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誰かに伝えたい

 私は2014年3月、高校三年の春休みに初めてフィリピンを訪れました。それは台風被害の爪跡がまだまだくっきりと残っている時でした。その時に印象に残ったものが二つあります。それは貧困と笑顔です。私たちが訪問したレイテ島やサマール島の人々は想像以上に貧しく、彼らの住まいや生活環境は目を覆いたくなるような状況でした。本当に何もないのです。それでも子どもたちの笑顔はとても素敵で、彼らの笑顔のために何かしたいと思わされたのです。そして始まったのが壊れた学校を再建する「バルナバプロジェクト」です。

 今は事あるごとにこの活動をPRしています。昨年は、大学の授業の中で「バルナバプロジェクト」の活動を紹介する機会が与えられました。また学園祭では貧困や飢餓について知ってもらうために、JIFHさんの協力を得てフェアトレードの講演、販売を企画しました。同世代の人に貧困の現実を知ってもらいたいと考えています。もしこのプロジェクトがなければ、私は自分から誰かのために行動することはできなかったでしょう。これからも自分たちにもできることがあることを伝えていきたいです。

(笹島百合さん(大学生))


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