2016年10月31日

【支援者の取組み】世界食料デー沖縄・南大阪大会の取組み


 今年も全国21か所で世界食料デー大会が行われています。各大会にお越しくださった皆様、食料デー募金にご協力くださった皆様に心から感謝いたします。残す大会は四国の須崎大会となりました。まだ大会に参加されていない方は、ぜひこの機会にご参加ください。

【四 国】
■須崎大会 03-3518-0781 11/26 (土) 14:00
音楽(シンガーソングライター 堀内佳) 講演・現地報告(JIFH 田村治郎)
会場:須崎商工会館

 今回は、これまで長きにわたって世界食料デー大会を継続し、この働きを進めてくださった沖縄・南大阪大会のそれぞれの取組みについて取材いたしました。


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≪沖縄大会の取組み≫
沖縄で開催されてきた「世界食料デー大会」は今年30周年を迎えます。比嘉幹房(ひが もとふさ)実行委員長に経緯を田村総主事が伺いました。

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【比嘉実行委員長】

田村:まずは30年もの間、食料デー大会を開催し続けることのできた原動力について伺いたいのですが

比嘉:ひとつには多くの協力者があったということでしょうか。例えば外務省、国連、沖縄県や30余りの後援団体の方々の協力が30年続けられた原動力だと思いますね。また、市町村、企業、教会、牧師や信徒の協力も大きかったと思います。もしそのような回りの方々の色んな面からの支援がなければ、おそらく30年続けられなかったと思います。

田村:宮古・八重山・久米島を含めて6ヵ所で行っているのは、全県的で非常にユニークですが、広い形での協力があったということですね。県庁まで関わっているのは他にはないですね

比嘉:初め私たちがこの働きをするときにまず、県庁に話をもっていったんですよ。そしたらね、「本来なら私たちがやるべきものを皆さんがやってくださるのですか」と言われて、県側からも非常に感謝されました。県側の協力に対する意識の大きさも私たちがやり続けることができた大きな力だったと思います。

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田村:募金においても相当バックアップをしてくれたということですね

比嘉:近年はさまざな世界的、国内の災害なども増えてきて、県の力も分散されているということは否めないと思います。

田村:これまで大切にしてこられた基本姿勢やご苦労をお聞かせください

比嘉:一日に何万人もの子どもたちが食べるものがなく死んでいくということは、この働きに関わってから知るようになりました。私たちの意識の土台にあるのは、私たちもかつて戦争を体験し、戦後米国からの救援物資を受けて生き延びてきたということです。沖縄の方言でいうと、"ちむぐるさ"(心苦しさ)という情ですね、それが基本的な考えとなっていると思います。
 苦労としては、長いことやってくるとマンネリ化してくるので、どうもっと沢山の人を巻き込んでいくかが課題ですね。先日の実行委員会でも、どうして支援金が減ってきているかをきちんと検証し対策をしていきたいと意見がでました。

田村:沖縄で食料デー大会を開催しつづけることの意義は

比嘉:これからも続けていくことの意義は、聖書に基づいた一杯の水とパン。聖書の「これらの最も小さな者の一人にしたのは私にしたのである」というビジョンに立って貧しい人に対する思いを持ち続けていかないと継続できないと思います。


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≪南大阪大会の取組み≫
1996年の第1回から20年目を迎えた「世界食料デー南大阪大会」は、泉大津市にある南大阪聖書教会(古林寿真子牧師:JIFH評議員)で開かれる実行委員会によって進められています。委員会は、教会員、企業経営者、福祉事業者、児童合唱団の指導者など地域社会に関わる方々が出席。また、最近は伊藤晴彦泉大津市長が、この市民運動をさらに盛り上げたいとの強い思いを持たれ、大会プログラムに出演したり、実行委員会に出席したりしてくださっています。伊藤晴彦市長にお話しを伺いました。

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【大会実行委員長の古林氏(左)と伊藤市長】

Q 行政の立場から世界食料デーに関わってくださるのは?

 泉大津市では子育て支援に力をいれています。その一環として、静岡県牧之原市で拡張型心筋、症の難病を発症した「はなちゃん」(今年1月生まれ)が海外で心臓移植を受けられるように支援する運動が広がっていますが、泉大津市もこれを応援することにしました。他の市の話で終わることもできます。しかし私たちが市の子育て支援事業で大切にしていることは、アクションを起こすということです。その観点に立てば、世界で食べることに困っている子どもにしろ、市の「こども食堂」(地方自治体として全国初)に来ている子どもにしろ、助けるということは同じだと思います。企業人や政治家はよくグローバル(地球規模)という言葉を口にしますけれど、それは子育てにも当てはめるべきものではないでしょうか。目では見えない部分を大切に!

Q 大会に参加・協力する市民の皆さんにどのようなことを期待されますか?

 人間の目に見えるもの、道路がよくなったとか駅前に素敵なホテルができたとか生活する上でのアメニティ追求は必要なことでもあります。しかし様々な問題や課題が出てきている中で、今の社会で大切にしなければならないことは、むしろ目では見え
ない部分にあると感じています。それは、「思いやり」や「労わり」であり、そこから他者のためにアクションが生まれていくわけです。それがないといい社会にならないし、いい街づくりにはつながらないと考えています。昨年の大会では40万円をこえる募金が集まりましたが、世界の必要性を考えるとまだ少ないと感じています。ですから一人ひとりの愛の輪が広がっていくことを願っています。

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【市内の園児たちから「おいしいね」をテーマに絵画755作品があつまる】

 泉大津市では、今年から世界食料デー大会を市の広報紙での開催告知、市内の掲示板へのポスターの掲示などをしてくださっています。また今回、市内の保育園や幼稚園などにも「こども未来課」を通じて、「おいしいね」をテーマにした児童画の募集も働きかけていただき計755名もの園児が参加してくれました。この中から絵画指導者らで100作品を選定、その一部が大会前の9月26日から5日間、泉大津市役所ロビーに掲示されました。また世界食料デー大会当日(10月15日)は、ロビーで入選作品の展示とともに、優秀作品12点(園児12名)の表彰式が行われました。


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