2016年08月23日

【熊本】東日本支援の経験を活かすボランティア


 突然の激震に襲われた熊本と大分。本震当日と2日後に当機構スタッフ3名は、15日にはすでに支援活動を始めていた熊本ハーベストチャーチ(中村陽志牧師)に向かい、現場活動と支援センター運営のサポートを担うことになりました。そのうちの1人、伊東スタッフの以下、報告です。

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 私が到着した18日には、20名近くのボランティアが集まってきており、続々と届く物資の受け渡しと各地への配送、近隣家屋の片づけ、食事の炊き出しなどを担ってくれました。この時点で、熊本市内は電気は回復していたものの、水道・ガスは使用できない中でも、ボランティアさんたちは、一言の愚痴もこぼさず、お互いを気遣いながら、「少しでも熊本のために役立ちたい。」と、黙々と作業を続けました。

海外から支援チーム次々と

 熊本に駆けつけてくださるボランティアさんは、東日本大震災で支援活動をした方も多く、その経験も生かされていました。九州はアジア地域から近く、韓国、香港、シンガポールからチームを組んで来てくれていますし、中には、自分の日本一周旅行の予定を変更してボランティア活動に充ててくれたイギリスやフランスの方もいました。日本人と外国人が一つになり、被害を受けた地域を作業する姿に、被災者も少しずつ笑顔を取り戻していきました。

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外部団体の協力も力に

 今回の熊本支援は、県外教会はもちろんのこと、外部団体もそれぞれの得意分野を生かして九キ災(九州キリスト災害支援センター)をサポートするという協力体制が出来上がりました。1つの団体が行うことには限界があっても、多くの団体が協力することで、働きが2倍にも3倍にも広がっていったことは、支援者と受益者の双方にとって、良き結果となりました。

 「協力」は、九キ災内部に留まらず、益城町では、地元の住民自身や行政、外部支援者が復興を前進していくための『益城がんばるもん会議(通称:MGM)』が、週1回開かれており、益城ベーススタッフも出席し、『2日後にの〇〇のお手伝いが必要』(例:引っ越し作業人員、炊き出し、農業支援など)と要請があると、九キ災のボランティアを派遣しています。

 熊本から離れると、地震の報道はほとんどされていません。実際には、避難所生活は続いていますし、大雨や余震による二次災害も懸念されています。

 当機構は6月30日で現地でのサポートを、地元スタッフに引き継ぎ熊本を離れましたが、今後も形を変えて、熊本地震の支援を継続していきます。

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