2016年08月30日

【カンボジア】親善大使「ナイトdeライト」活動地訪問レポート(2)


 昨年6組目の親善大使として就任していただいた4人組人気バンド「ナイトdeライト」の皆さんをJIFHの活動地の一つ、カンボジアにお連れし、貧困と闘う現地の人々の状況や支援活動の詳細を見ていただきました。

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前回につづき、メンバーの平野翔一さんと三橋恵之矩さんのレポートを掲載します。


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平野翔一(ひらの しょういち)
愛の実践による絆があるから

 『日本国際飢餓対策機構の親善大使として初めて現場に行きましたが、やはり実際に現地に足を運び、目で見て肌で感じて見なければ気付けなかったことがたくさんありました。カンボジアの村人たちの笑顔やキラキラ輝いている子どもたちの姿をしっかりと目に焼き付けながら歌を届けることができ、本当に貴重な体験をさせて頂きました。

 研修ツアーを振り返ってみて思ったことは、僕たちがカンボジアの村で演奏させてもらうことは当たり前のことではないということです。僕たちの行動を一言でいうなら「楽器を担いで飛行機に乗り、現地に足を運び演奏して歌を届ける」ということでした。僕たちの行動だけを考えればそう難しいことではないように感じます。しかし僕たちが村人に笑顔で歓迎されて演奏することができたのは、これまでカンボジアのFHスタッフ一人ひとりが時間をかけて村人たちに愛を実践し続けて築いてきた絆があったからこそ実現できているのだと思いました。僕たちはこの築いてきた関係の上に立ち演奏させて頂いたわけです。この関係がなければ僕たちが村に行き演奏したいと願っても歓迎されなかったでしょう。

 このカンボジア研修ツアーを通して改めて愛を実践していくことの大切さを感じ、これからの自分の人生に大きな気づきを与えてもらった素晴らしいツアーでした。これからも親善大使として最善を尽くしていきたいです。』


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三橋恵之矩(みつはし えのく)
VDCの会議で感じた事

 『カンボジアへの旅では多くの人と触れ合い、文化の違いや言語の違い、FHの現地スタッフの愛ある行動を見てくる事が出来ました。現地訪問で個人的にインパクトが大きかったのが村々で定期的に行われるVDC(Village Development Community)、すなわち村の開発委員会の会議でした。村のリーダーとFHのスタッフが集まり、共に今その村に必要な事、又村の改善の為の最優先事項などを話し合う会議でした。その様子を見ながら現地スタッフと少しお話しをしているとこの会議の重要性がいろいろ見えてきました。リーダーを育てて自分たちで村を良くしていく責任を持って貰うこと、村の改善を政府側に頼んでもそれが承諾されて行動に移されるまで時間がかかり進まない事、FHのスタッフ抜きでもミーティングが自発的に持たれるように励ましている事。これはほんの一部に過ぎないですが個人的にとても印象に残った要素でした。

 「VDC会議を通して勤勉で誠実なリーダーが育って行き、国をリードする人がどんどん育っていく事を願っている」1つの小さな村の会議でしかありませんが、この中からしっかりとした価値観の土台を持ち、勤勉さと誠実さを兼ね備えたリーダーが育って行くとなると、国の根底から改善される素晴らしい会議だと気づかされました。まさに国作り、国の再建そのものだと思わされました。村民を主体として愛と忍耐をもって10年単位で動かれているFHのスタッフ一同、あくまで自転車の補助輪のようなその働きに痛く感動しました。これからもこの働きが尊く更に大胆に用いられるよう切に祈っております。』

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【写真:チャンヒア村では貯蓄グループの養豚を視察】

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【写真:チャンヒア村で貯蓄グループのミーティングに参加】


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【ナイトdeライト】とは
 2006年北海道札幌市で結成された希望を歌う4人組人気バンド。ヴォーカル:平野翔一、ギター:三橋恵之矩、ベース:長沢紘宣、ドラム:田中満矢の4人によって構成される。2012年1月に「終わらない夢」がコンサドーレ札幌公式テーマソングに採用され、同曲は「白い恋人」でおなじみの石屋製菓のテレビCMに起用される。2015年1月には、スガシカオ[hitoritour] 札幌公演のオープニングアクトを務める。2015年4月、フルアルバム「Familia」リリース。
<公式WEBサイト>http://night-de-light.com/

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