2016年06月20日

【コンゴ】人々のチャレンジを応援ください


 コンゴ民主共和国は、WFP(国連世界食糧計画)の発表によると東部での紛争だけではなく、外国からの支援の縮小や鉱物資源の国際市場価格の下落とあいまって、国民の95%が、1日2ドル以下の収入で生活しています。5歳以下の子どもの9%が急性栄養失調で、43%が慢性栄養不足に陥っているという非常に危機的な状況にあります。農村部の貧困が最も深刻で、食料不足と栄養不良が蔓延しています。国内避難民と中央アフリカ共和国からの難民は、特に食料不足が深刻、そしてその人たちを受け入れている地域の村も同様です。

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【コンゴ駐在:ジェローム・カセバ】


 2013年にこの国第2の都市ルブンバシで、VOCセミナー(地域変革セミナー)がJIFH主催で開かれました。東部から子どもを含む130人あまりの人たちと避難してきていたパメラさんがこのセミナーに参加しました。そして、学んだことを実行しようと、一緒に避難してきた人たちと共にプエトで農場プロジェクトを始めて2年が過ぎました。小さい規模ではありますが収穫が徐々に増え、政府からもその成果が認められて、製粉機2台とバイク1台が提供されました。これまで私たちハンズ・オブ・ラブ・コンゴは、トウモロコシの貯蔵庫と養豚の支援を行ってきました。

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【写真:政府から提供された製粉機(パメラさん)】

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【写真:バイクに荷台をつけて作物を運んでいます】

 この避難民による農業プロジェクトが地域の人々と良い関係を築きながら地域社会に受け入れられ、さらに広がっていくことを願って、1年に2~3回避難民のグループと地域のリーダーのためにVOCのトレーニングを行っています。


【プエト】4つの収入改善計画

 50~60人が共同でトウモロコシを栽培することによって人々の収入は改善されていますが、まだ子どもたちに教育を受けさせる基準までには達していません。さらに収入を増やすために次の4つのことを計画しています。

① 人参、キャベツ、かぼちゃ、バナナなどの換金作物を各家庭で栽培するための種を支援。養豚に加えて山羊や牛を飼育。

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【写真:収穫前のキャベツ】

② 魚(ティラピア)を養殖してルブンバシで売ること。

③ 乾季に農作物に撒く水は現在バケツで2~300m離れた川から運んでいますが、川から水を引くためのポンプの支援。

④ 雨期に比較的時間ができる女性たちが縫製をして収入を増やすために、ミシンの提供。

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【写真:農業プロジェクトには国内避難民だけでなく地元の人たちも参加】

【ルブンバシ】有機堆肥作りを提案

 国内避難民で町のルブンバシに残っている10~15家族の人たちは、以前と変わらず苦しい生活を強いられていますが、ハンズ・オブ・ラブ・コンゴにはこの人たちまで支援できるだけの十分な資金がありません。これらの人々の生活を改善する計画のひとつとして、荒れた土地を改良するために政府が推奨しトレーニングを行っている、有機堆肥作りを提案しています。

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【写真:オクラの成長ぶりを確認する女性】

 郊外に堆肥用の大きな囲いを作り、土とあちこちにある家畜の排泄物を集めて混ぜ合わせて、政府が提供してくれる堆肥化促進剤を加えれば1ヵ月くらいで売ることができます。(報告:駐在員ジェローム・カセバ)


≪募金目標300万円!!≫
募金は、郵便振替00170-9-68590
日本国際飢餓対策機構
※記入欄に必ず「コンゴ」と明記

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