2016年05月20日

【支援者の取組み】東京基督教大学のビジョン


 毎年、春にファシリテータートレーニングキャンプを実施している東京基督教大学には元JIFH海外駐在員・篠原基章氏が助教授として学生たちのご指導にあたられています。今回は東京基督教大学のビジョンについて篠原氏に話を伺いました。

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Q JIFHのファシリテータートレーニングの場として毎年、大学を提供していただいていますね

A 本学は社会の様々な痛みに具体的に仕える人材を育成しています。飢餓と貧困の問題に取り組むJIFHの働きは、本学のビジョンと重なり合っていますので、JIFHのトレーニングの場として学校を使って頂けるのはとても自然なことだと思っています。学生たちも本学の学びとJIFHのトレーニングを自分たちの中で関連付けることができているように思います。学生にとって、実際に海外で活動をしている団体のトレーニングに参加する意義は大きいと思います。
 本学では毎年「世界食料デー」に節食ランチ(ご飯とお味噌汁)を実施して募金に参加しています。このランチを通して、学生たちと共に世界の飢餓と貧困を覚えることを目的としています。また食堂には「ハンガーゼロ自動販売機」も設置しています。

Q 大学の異文化実習をJIFHの海外活動地で開催して頂くこともありますが、現地を訪問した学生たちに与えるインパクトは?

A 異文化実習は4週間のプログラムで、今年度はFHフィリピンで実習をさせて頂く予定です。その狙いは、
1.現地滞在(訪問ではなく)を通して現地の文化と社会の理解を深めること
2.クリスチャンNGOであるFHフィリピンの働きを学びその活動に参加することを通して、キリスト者として具体的な痛みに仕える意味について学ぶこと
3.異文化生活を通して、自国文化(日本文化)と自己文化(個人の性質・性格)を客観視する体験をすることにあります。

考える次元が変わる

 異文化実習やワークキャンプに参加した学生は、やはりひと回りもふた回りも大きく成長して帰ってきます。単に視野が広がるというだけでなく、物事を考える次元が変わるように思います。学生には、体験を通して学んだことをチャペルの時間などで報告してもらっています。参加者の報告はいつも新鮮です。また現場で「問い」にぶつかることが大切だと考えています。「問い」が大学での学びを本物にしていくからです。大学では主体的な学びが求められますが、そのためには自分の殻を破り、社会、世界と繋がっていく経験が必要不可欠です。

Q 東日本大震災では、多くの学生ボランティアを被災地に積極的に送り出されましたね

A これも本学のビジョンと直結しています。学生にとって、災害で苦しんでおられる人々のところに出
かけて、何らかの応援をさせていただくことは自然なことなのだと思います。仲間と声を掛け合って出かけていく学生たちを心から誇りに思っています。本学には学生主体のボランティアセンターという組織があり、そのセンターが中心になって募金活動やボランティアの派遣を行っています。

Q 海外駐在員の経験から学生へのアドバイスは

A  私がFHで学んだことはいろいろありますが、その一つがサーバントフッドです。なかなか日本語になりませんが、「仕える姿勢/精神」のことです。サーバントフッドは「生き方」だと思います。そして、そのような生き方をしていくためには、自分の心と向き合わなければなりません。マザー・テレサは「小さいことを大きな愛で行う」ことの大切さを繰り返し教えています。これは本当に大切な教えだと思います。私たちには大きなことはできません。小さなことでよいので、それを大きな愛で行っていくことが大切なのだと思います。


≪募集! あなたが始めた「わたしから始める」≫
〜みなさまの取り組みを紹介させてください〜

 世界の飢餓・貧困に苦しむ人のために、皆さんが家や学校、職場などで始めておられること、また人の役に立つ喜びなどを分かち合って頂けませんか。何かしたいけどどうすればいいの?と思っておられる方の励みになるように、飢餓対策ニュースなどで掲載をさせていただきます。

【文字数】300字前後
【送り先】大阪事務所広報宛
(住所:〒581-0032 八尾市弓削町3-74-1)
(メール: jifhpr@gmail.com )
【内容】
 食べ物への感謝、貯金箱を置いて募金、世界食料デーに参加、チャイルドサポーター子ども支援で心がけていることなど
※写真もあればお願いします。
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