2016年02月27日

【エチオピア】家畜と学校に水を!


 エチオピアで深刻な状況が続いています。今回はエル・ニーニョの影響で、にわか雨以外に2年間もの間、十分な雨が降らなかったことにより、甚大な被害が出ているのです。以下、現地で救援活動にあたっている国際飢餓対策機構エチオピアからのレポートです。

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 エレラン・アバブ村に住み、7人の子どもがいるセンダビー・ハムダさん、55歳。彼女の生計の主な収入源は家畜と農作物です。センダビーさんは現地での厳しい現状を次にように語ってくれました。

「ここ2年間雨が降らない状況が続いています。充分な雨が降らないので作物が育ちません。特に昨年は1年間に数日の雨しか降らなかったのです。また私はヤギ4頭、牛3頭を飼っていましたが、ヤギも牛も若い雌牛も1頭ずつ干ばつにより病気で失いました。村の水源の水や池は涸れています。そのため数時間先にあるゼウェイ湖まで家畜を追いたてて水を飲ませに行っていますし、飲み水も3時間以上歩いて得なければならなくなりました。」

 アマン・ワクオヤさん、30歳。彼もまたエレラン・アバブ村出身です。彼は農家でしたが、雨の欠乏で作物は不作でした。今までは村で飲み水を得ることが出来ていましたが、ポンプは数か月前から動かなくなり、数時間も歩いて、更には長蛇の列に並んで水の入ったタンクを得なければならなくなりました。彼は家族と共に村を出て大きな町に行き、子どもを養うために新しい仕事を探し始めました。多くの家族がこの村を去りました。

 学校は2週間の休暇が明けて、2016年2月の第1週目に新学期がスタートしました。エレラン・アバブ小学校の教師は、休暇明けに生徒達に会えることを楽しみにしていましたが、どの生徒も顔を出しませんでした。この学校には元々水を供給できる施設が無かったので、生徒たちは自ら飲み水を持参し学校に通っていました。しかし、村に水が無くなったので、たぶん子どもたちは家族のために水を汲みに行っているか、家族と町に移住してしまったと思います。

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 日本国際飢餓対策機構は深刻な水不足に苦しんでおられるエチオピアの方々のために水源確保のための支援を進めています。皆さまのご協力どうぞよろしくお願いいたします。

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