2016年02月02日

【エチオピア】観測史上最強の干ばつによって数百万人が食料難に


 エルニーニョ現象に伴う干ばつの影響で、エチオピアでは数百万人が深刻な食料難に陥っています(1月28日国連発表)今回のエルニーニョ現象は観測史上最強で、収穫が全て失われた地域が出ています。これを受けて国際飢餓対策機構エチオピア(FHエチオピア)では緊急食糧支援を開始しています。

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エチオピア・セコタ地区で緊急食糧支援

 アウォツ・ケグネさん(29歳)はアムハラ州セコタ地区に住む五人の子どもの母親で、夫と二人で農業をして自給自足の生活をしています。セコタ地区はアムハラ州の中でも干ばつが発生しやすく、山地で農業に適した土地は少ない地域です。アウォツさんによると、この地区では2年連続して十分な雨が降らず、食糧を育てることが出来ていません。最近の収穫時期でも彼らの土地からは150kgほどしか野菜がとれませんでした。これでは家族8人の2カ月分にもなりません。そのため彼女の夫は石工の仕事を求めて大きな街に行かざるをえなくなってしまいました。

 セコタ地区では5000人以上の人がこれから先5、6カ月ほどの間、食糧支援を必要としています。FHエチオピアはアムハラ復興開発機構(ORDA)と協力して、緊急食糧支援の働きをこの地区で始めています。

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 アウォツさんは語ります。「FHとORDAの支援センターで75kgの小麦、7.5kgの豆類、2.5kgの料理油をもらいました。これで1カ月間は子どもたちを養い、学校へ行かせられるでしょう。もしこのような支援がなければ家族を養うことができません。そうなると、私たち家族は仕事を求めて大きな街に移住しなければならなくなり、子どもたちも学校へ通えなくなってしまいます。」

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