2016年01月28日

【シエラレオネ】エボラ出血熱対応のために不足していた医薬品等を支援


 2015年11月、世界保健機関(WHO)は、西アフリカに位置するシエラレオネで大流行したエボラ出血熱の終息を発表しました。同国での被害は、疑いの例も含めて死者は3955人、感染者は1万4109人にのぼりました。終息にいたるまで、現地の医療機関ではエボラ出血熱の対応におわれ、それ以外の病気に対する処置にも多大な影響が出ており、医薬品の不足が深刻な状況でした。JIFHはそのような事態を受けて、現地のニーズにこたえるべく、医薬品の支援をさせていただきました。以下、現地からのレポートです。

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【現地スタッフの報告】
 支援物資は、シエラレオネ各地でエボラ出血熱が蔓延している時期に到着しました。1時間ごとに人々が死んでいく中で、地域政府や国際救援団体はエボラ出血熱の対応に追われ、一般の人々、女性、子どもの命を脅かすエボラ出血熱以外の疾病には対応できませんでした。ご支援いただいた医薬品の多くは、病院や地域のクリニックでこれらエボラ出血熱と直接関係のない病気の治療に使われました。

 また支援物資の中でも最も貴重な医療器具は、エボラ出血熱対応の全身防護服、マスクとフィルターでしたが、これらは、保健局職員によって使用されただけではなく、物資の配布時にエボラ出血熱感染者との接触の可能性からMHIの職員とボランティアを保護するためにも使われました。これは素晴らしい恵みでした。個人的に、私は検査用手袋を追加要請したいと思います。検査用手袋は国中で非常に不足していました。配給が行なわれたほぼ全ての場所で、追加の薬、特に抗生物質が必要との要請がありました。

 シエラレオネの全ての人々を代表して、皆さまの惜しみない継続的なご支援を感謝いたします。

Mercy and Hope International
ディレクター Valentine Sualley

◦現地パートナー:Mercy and Hope International
◦支援物資の内容:医薬品、エボラ出血熱対応の全身防護服、手袋、マスク、フィルター
◦支援の対象:隔離された家に住む女性、子ども、老人

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