2016年01月06日

【コンゴ】プエトで起こっている変化


 紛争によって村を離れざるを得なかった人たちにとって、リーダーのパメラがルブンバシで参加した、JIFHによるVOCセミナー(地域変革セミナー)は、困難な生活をしていた人たちの目を開かせる画期的なものでした。

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収獲がよい反響を生む

 パメラは、村のメンバーとして国内避難民の人たちが力を合わせて生活を改善していかなければならないことを教えられました。そして多くの人がそのことに同意してリーダーを立て、初めて小さな農場プロジェクトをスタートしました。2年が過ぎて1年目よりはるかに多くの収穫、すなわち1袋50kgのトウモロコシを27袋収穫できたのです。その半分を食料として保存し半分を売る予定です。

 彼らの努力の成果を見た中央政府役人の1人が、村のために尽くす彼らの姿に非常に強い印象を受け、製粉機2台とバイク1台を提供してくれました。役人が、村のために働くという考え方を何で知ったのかとたずねたので、パメラはJIFHによるVOCセミナーで教えられたのだと答えました。

 彼らの生活が少しずつ良くなっていくのを見たプエトの地方役人は、他の村の人たちが模範として彼らを真似るべきだと評価してくれました。国の土地政策によって政府の土地をもらえる資格もでき、問題なく毎年農業が続けられそうです。この機会を利用して最善を尽くし、一人ひとりの生活の改善を図りたいと願っています。

 村の開発をさらに進めるために粉砕機をどのように利用するかをみんなで話し合いました。その結果、みんなで利用できるようにトウモロコシを売ったお金で粉砕機の付属品を買うことにしました。

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もう避難民としてでなく

 今や国内避難民の人たちは、経済的には政府から与えられるものに頼る必要がなくなりました。このことは彼らにとって非常に大きな誇りとなり、彼らの生活を少しずつ変え、いつの日か子どもたちに教育を受けさせることができるという希望をもたらしています。懸命な努力の結果、彼らは社会的にまた経済的に社会の中で尊敬され始めています。人々はもはや国内避難民で厄介者としてではなく、村にとって大切な人間と考えてくれるようになりました。彼らはかつてのようにルブンバシの小さな部屋に閉じこもるのではなく、地域の人々と積極的に関わり、村の集会や共和国記念日、学校の行事などすべての大切な集りに参加しています。VOCのセミナーを開催してくれたJIFHと日本の皆様に、心から感謝しています。(ジェローム・カセバ駐在員/ハンズオブラブコンゴ)

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