2015年10月01日

【ケニア】持続可能な地域変革実現のために


 2012年のニジェール、2013年のコンゴ民主共和国に続き、2015年はケニアでVOCセミナー(コミュニティ主導の持続可能な地域変革研修)が行われました。

 JIFHの海外プロジェクトアドバイザーであるランディ・ホーグ氏(国際飢餓対策機構連合会長)を講師に迎え、当機構の協力団体のナイロビのシープケア学校(8/10-12)とキスム県ニャカチのシープケア学校分校(8/14-15)の2ヵ所で実施されました。

 どちらのセミナーも、近隣の数ヵ所のコミュニティから学校関係者、実業家、牧師や教会リーダーなど社会のいろいろな立場の人々が集まり、ナイロビは60名、ニャカチは40名の参加者がありました。

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ニャカチの第一歩

 ニャカチの人々はセミナーで学んだことを即実行に移すため、何とセミナーの4日後に再び集まっていました。セミナーで学んだ人から内容を聞いてやって来た人たちもいて、更に社会の様々な分野を網羅するグループになっていました。新たなグループで、再び自分たちの地域の強みと問題を話し合いました。

 そして、コミュニティ主導の変革の第1歩として合意されたのが、水問題の解決でした。これまでにも個々の家庭で雨水を溜める池を作っていましたが、規模が小さくて乾季には涸れてしまっていました。

 しかし、「1人の力は小さいけれど、みんなで力を合せてやればきっとできる!」と地域の共同貯水池を掘ることにしたのです。みんなにとって最適な場所が選ばれると、地域の未来のためにと所有者の女性は土地の提供を快諾してくれました。

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地元自治体から驚きの提案

 さて、貯水池を掘ることになっていた金曜日の朝、午前6時という早朝にも関わらず、それぞれ家にある道具を手に、みんなが続々と集まって来ました。さっそくみんなで楽しく歌いながら、土を掘り始めると、不思議なことが起こりました。老若男女おおぜいの村人が集まって働く姿が注目を集め、それを聞きつけた地元自治体から、何と援助の申し入れがありました。

 ケニアのニャカチでは、新しい何かが動き出しています。地域を、そしてやがて世界を変えるコミュニティ主導の変革の歩みが始まっているのです。

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