2015年02月03日

【ニジェール】食料危機と難民流入により困難続く


 西アフリカにあるニジェールは、2005年、10年、12年、13年の干ばつによる食料不足、そして頻発する洪水によって畑や家畜が流され、栄養不良の割合が高いアフリカのサヘル地域の中でも特に厳しい食料危機に見舞われてきました。1日1.25ドル未満で生活する国民が全人口の44%(世界子ども白書2014)に及び、2013年の人間開発指数は世界187ヵ国中最下位です。

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 このようにニジェールの人々はこれまでたいへん厳しい生活を強いられてきている上、2014年には天候不順と8月に起こった洪水で壊滅的な被害を受けています。このために当機構は、洪水で大きな被害を受けたニアメのダン・チャンドウ村の331人とカルマ村の214人に協力団体のバルナバス・ファンドを通して食料援助としてミレット(きび)50㎏と米25㎏を緊急配布しました。


≪支援を受け取った人々の声≫

ヤクバ バロ 〈ダン・チャンドウ村〉

 ここでの生活は大へんです。次々と困難がおそってきて、私たちの家も穀物倉もなくなりました。子どもたちも私も、全てを失うってどんなことかを知りました。本当にいい時に食べるものを頂けてほっとしています。支援してくださった方々を神様が祝福してくださいますように。

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【写真:ダン・チャンドゥ村での食料支援】


ハムザ マスード 〈カルマ村〉

 なんてお礼を言ったらいいのか、ことばが見つかりません。心から感謝します。私たちはJIFHの支援で助かりました。皆様に神様の祝福と恵みがありますように。


メ アイドリッサ ハルー〈カルマ村〉

 毎年この時期は食べ物がなくなって特に苦しいです。ご支援本当にありがとうございます。

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【写真:カルマ村での食料支援】

 食料支援を受けた人たちは、受け取ることができなかった人々と分け合っているということです。


ナイジェリア難民支援も視野に

 さらにニジェールへは、隣国のマリから政府と反政府勢力の衝突による治安悪化のために難を逃れて流入する人々や、ナイジェリアで活動を活発化するイスラム過激派組織から逃れてくる人々があり、その数は10万人に上ると見られています。その70%以上が女性や子どもです。難民だけではなく地元の住民も水や食料の確保が困難な状態であり、国連機関が支援を呼びかけています。

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【写真:ニジェール国内のナイジェリア難民キャンプ】

 JIFHが続けて食料援助を行っていくには、ハンガーゼロ・サポーターのご支援が必要です。
皆様のご協力をお願い致します。

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