2014年12月30日

【フィリピン】若者たちの台風被災者支援(動画有り)


 2013年11月に巨大台風30号(現地名:台風ヨランダ)によってフィリピンのレイテ島やサマール島に甚大な被害をもたらしました。この災害に対して当機構は日本の皆さんのご支援を受けて食料支援や復興支援ボランティア派遣など様々な活動をさせていただきました。今回は大阪シオン教会の若者たちが中心となってスタートした「バルナバプロジェクト」についてご紹介したいと思います。彼らは台風で被災した学校の建設を目指して現在も継続的な支援をしてくださっています。以下、安達燎平さんのレポートです。

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【タクロバンの被災者にパンの缶詰など配る安達さん】

ぼくらにできること

 僕たちが今取り組んでいるこのプロジェクトは、まさに神様からのビジョンだと思います。始まりは2014年の年始、教会で青年たちのミーティングをした時のことでした。各々が今年の抱負を述べている時、牧師先生が急に「フィリピンに学校を建てよう!」と切り出されました。2013年11月にフィリピンのレイテ島を襲った台風で壊れた学校を再建しよう、ということでした。あまりに突然のことでそこにいた全員の頭には「?」のマークが浮かんでいたと思います。全員が「できるはずがない」と思ったからです。 

 けれども不思議なことに、3ヵ月後にはこの計画はバルナバプロジェクトと名付けられてスタートしたのです。まさに『あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである。』という聖書の言葉の通りでした。

 最初の活動は、現地で緊急支援活動をしていた日本国際飢餓対策機構の吉田スタッフと共にフィリ
ピンに行って被害の状況を見ることでした。台風が通過してからすでに4ヵ月経っていましたが、そこには痛々しい爪痕が残っており、台風はまるで昨日来たかのようでした。

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【台風の爪跡:タクロバン沿岸部に打ち揚げられた船】

 しかし、そこで出会った子どもたちの顔は輝いていました。僕はその顔に確かな希望を見ました。それと同時に自分たちを恥じました。子どもたちはこのような状況に置かれても笑顔で過ごしている。一方僕たちはいつも不平ばかり言っている。あれがない、これがないと...彼らに比べたら溢れるほど物を持っているにもかかわらず、ないものばかりを探していたことに気付かされました。

10人でもできるんだ!

 日本に帰って、まず 僕 たちの持っている中から献金を始めました。更にフィリピンで感じたことを歌にしてオリジナルのCDを制作し、教会で販売しました。10月の世界食料デー東大阪大会でも活動報告と演奏をしました。販売利益は全額JIFHを通して学校建設の資金になります。また多くの教会に招かれ、賛美や活動の話をさせて頂いています。歌や話は決して上手ではありませんが、行く先々で僕たちのビジョンに賛同してくださる方が与えられます。この時、このプロジェクトが神の計画であることを再び確信することができて、とても励まされます。今はまだまだ小さな活動ですし、メンバーもわずか10人足らずです。けれども聖書を開くと、少年ダビデが大男ゴリアテを倒し、預言者エリヤは一人でバアルの預言者450人に打ち勝ち、たった5つのパンと2匹の魚が5千人以上の人々の空腹を満たすという奇跡が起こっています。必ず神様は僕たちを通してこの働きを実現させてくださると信じています。

 今は一日も早くフィリピンに学校が建つことを願っています。そして、日本中の僕たちと同じような若者に「僕らでもできたんだから、みんなも何かできるよ」と分かち合いたいと願っています。(大阪シオン教会 安達燎平)


【忘れていたこと/バルナバプロジェクト】
Youtubeリンク先:https://www.youtube.com/watch?v=gC9AD1ffI1c

上記映像は2014年の世界食料デー大会で使用された映像の1つです。
バルナバプロジェクトで制作された楽曲「忘れていたこと」が使われています。

彼らのCD「ぼくらにできること」は、大阪シオン教会まで直接お求めください。
CD一枚1,000 円(送料別途)です。

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大阪シオン教会
【住所】〒578-0941 東大阪市岩田5-15-28
【電話】 072(964)5144
【Web】http://www.geocities.jp/osakazion2006/toppage.html


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