2014年04月03日

【コンゴ】活動の母体となる現地NGOが正式発足


 昨年の7月31日、コンゴ民主共和国政府よりNGO(非政府組織)の「ハンズ・オブ・ラブ・コンゴ」としての許可が下り、国内のどこででも自由に活動できることになりました。念願の事務所も小さいながらキンシャサで登録し、いよいよコンゴの支援と西アフリカの活動の調整を始めました。代表のジェローム・カセバからの報告です。

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【ストリートチルドレンの施設を訪問するジェローム(後列左から2番目)】

 昨年ルムンバシで7月に行われた3日間のセミナーに参加した150人の内のひとり、国内避難民のパメラさん('13年8月号掲載)は、セミナー参加後に別れ別れになった家族を捜すために、出身地の村に帰り、数ヵ月後に家族を連れて戻ってきました。パメラさんは、今度は家族と共に他の村、プエトに移り住むことを希望しました。彼はそこで土地を買って農作物を作り、他の避難民や村の人たちにVOC(共同体のビジョン)の原則を伝えて、仕事をすれば成功することができることを教えたいと言っています。

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【国内避難民のパメラさん(写真左)】

生活再建の第一歩

 現在パメラさんと他の避難民は村の人々と協力して、とうもろこし、豆、さつまいもなどを作り、収穫を待っています。

 またセミナーに参加した何人かの牧師たちが、教会で小さなプロジェクトを始めています。アイメ牧師は数羽の鶏を飼い、マサング牧師は家の庭にモリンガの木を植えて、教会員に何かを始めるように教えています。また国内避難民の方々はJIFHの支援による小規模融資を利用しての小さなプロジェクトをスタートしました。

 事務所のあるキンシャサでは、ストリート・チルドレンや孤児・未亡人に住まいや食べ物、衣服などを支援しています。

 ルムンバシでは国内避難民の方々が、困難の中にあっても笑顔を忘れずにいられるように、毎週日曜日に教会へ車で送り迎えをして助けています。今では避難民の中から聖歌隊が二つも生まれて、母国語で喜んで歌う姿も見られるようになりました。

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【ハンズ・オブ・ラブ・コンゴがサポートしている国内避難民】

農作物を支援にも活用

 ハンズ・オブ・ラブ・コンゴは将来、ルムンバシの孤児院での給食支援に、プエトでパメラさんたちが育てた農作物を利用したいと
願っています。

 日本の皆さまのご支援を心から感謝します。私たちを初めとして多くの支援団体が安心してコンゴの人たちのために活動するには、何よりもこの国が完全に平和になることが必要です。平和のためにもお祈りください。

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