2014年01月22日

世界里親会・バングラデシュ新地区で支援開始、サポーター募集中


 2014年1月より世界里親会は、バングラデシュ西部のマチュパラ地区で新たな支援活動を始めます。この場所では、過去3年間別の援助団体が地域開発に関わってきましたが、国際飢餓対策機構(以下FH)バングラデシュが活動を引き継ぐことになりました。

 FHバングラデシュが行った地域調査によると、特に貧困家庭の子どもたちへの教育に焦点を当てた地域開発の必要が顕著になりました。人々の生活圏内に小学校・中学校・高校はありますが、就学率が非常に低く、小学校に入学した生徒のうち20%が中学校進学前に退学しています。両親が教育の重要性・必要性を理解していないこと、厳しい家計を補うために子どもたちを学校よりも働きにだしていることが大きく影響しています。また、「女子は男子よりも価値が低い(ない)」という誤解が根強いため、女子の就学率は特に低くなっています。FHバングラデシュでは、支援を受ける里子たちの出席率をチェックし、就学を阻む問題の解決に取り組みます。

151WEB.jpg

 保護者に対しては、前の支援団体が始めた貯蓄グループや識字教育を引き続き行います。この地域の成人の識字率は36%、そのうち女性は20%と極度に低い状態です。識字教育を進めることで、貯蓄グループから得た知識を活かせるようになります。そして職業訓練や小規模の商売を始めることを通して収入改善を目指します。また人々は健康や衛生に関する知識が不足しているために不健康で、下痢や腸チフスなどの感染症を患う人が多くいます。正しい知識を得ることによって、昔ながらのまじない療法やにせ医者に騙されることがなくなり、生活が変えられていくことを期待しています。

健康診断WEB.jpg132WEB.jpg

保護者の健康調査も大切です。このプロジェクトの責任者は元里子のマニクランパリさんです。

 子どもたちの教育や生活環境の改善と共に、保護者や地域の人々が良いお手本を示し、真のリーダーに成長して、自立を目指す地域となることができるように、バングラデシュ・マチュパラで行われる活動にぜひご協力ください。

【マチュパラはどんな地区】

首都ダッカから西へ約200㎞に位置しています。車で5時間ほどの距離です。

バングラ地図.jpg

人々の暮らし:貧困ラインとされている1日1.25ドル以下で生活する人がほとんどです。日雇い農民が大半を占め、他は小作農民やリキシャの運転手です。土壁や竹を素材にした家に住んでいます。生活用水は池や井戸を利用していますが、整備が不十分で、飲料に用いるには衛生的ではありません。

課題:人々の生活圏に学校はあります。しかし、親が教育の重要性を理解していなかったり、家計が厳しいために子どもたちを働きに出させていたりで就学率は低く、特に教育環境の改善に特化した働きが必要です。女性の非識字にも取り組む必要があります。子どもたちの慢性栄養失調も顕著です。

目指すところ:教育や生活環境の改善と共に、保護者や地域の人々がよいお手本を示すリーダーに成長してもらいたいと望んでいます。世界里親会は、FHバングラデシュと共にマチュパラ地区に住む子どもたちが学校に通い教育を受けることを支援します。またその家族や地域の人たちの自立を目指した活動を進めます。

 世界里親会では、この地区の子どもたち200人のチャイルドサポーターさんを募集しています。ぜひ応援ください。サポーターさんには、子どもたちの成長記録や手紙が届けられます。またお便りを送ることもできます。支援はこども一人につき、毎月4千円です。

 支援申込みは、こちらからです。 http://www.jifh.org/joinus/support/child.html 

カテゴリー

月別表示