2013年09月06日

【コンゴ】自分が変わること、それが私の第一歩


 7月4日から3日間、コンゴ民主共和国のルブンバシ市内の教会で、VOCセミナー(共同体のビジョン研修)が行われました。当機構の駐在スタッフ、ジェローム・カセバが現地で地元の教会の人々と共に準備し実現したもので、毎日約50名の参加者が集まりました。

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【写真左:VOCセミナーの様子/写真右:講師のランディー師と通訳のジェローム】

 講師は、昨年のニジェールでのセミナー同様、当機構の海外プロジェクトアドバイザーのランディ・ホーグ師(VOCF代表、元国際飢餓対策総裁)でした。地域教会の牧師を始め、長老、学校長、国内避難民のリーダーパメラさんなどが参加されました。

 セミナーでは、物の見方・考え方の変革の重要さと、そのためには自分から変わること、そして、地域が飢餓・貧困という困難に立ち向かうには、3つの核となる、地域のリーダー、地域教会、地域の家族が共同体として共にビジョンを持ち、協力していく必要があるということを学びました。この「私から始める、世界が変わる」の考え方に沿って、一人一人が地域を変えていけるよう、励ましをうけました。

  変革の先駆者になりたい

 「今までは教会の人たちのことしか考えていませんでした。しかし、コミュニティの人々のことも考えていく必要があることを学びました」。参加したマサング・ポリドールの感想です。また、教会の女性リーダー、ナウェジ クレマンティネさんは、「一番心に残ったことは、まず自分が変わるということでした。今後は、女性たちとビジョンを共有して、コミュニティを変える先駆者として働きかけていきたい」と語りました。

  隣国ルワンダからも参加

 またこのセミナーには、当機構が支援をしているルワンダのREACHからも2名参加されました。コンゴとルワンダという国同士の複雑な関係上、参加が一時危ぶまれましたが、結果、参加者からは、「ルワンダでの活動のことを学べてとても励まされた」という感想をいただきました。

 参加した国内避難民グループのリーダー、パメラさんたちの村では、昨年12月に民族紛争があり40人が殺されたということです。パメラさんたちは命からがら、450km離れたルブンバシまで3週間かけて歩いて逃げ、136人がルブンバシにたどり着きました。当機構は、教会を通して食料などの支援、また彼らが教会に来るための車の支援を行いました。現在は、多くの人が他の村に行き35名がルブンバシに残って、パメラさんの親戚の家で一緒に暮らしています。一時は、そこに90人が住んでいたそうです。教会の人々は、彼らを迎え入れてさまざまな支援をしています。私たちが参加した礼拝の後に、衣服の寄贈をされていました。

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【セミナーに参加中のパメラさん】

 パメラさんは、「今回のVOCセミナーで一番学んだことを、私たちの仲間にも伝えます。今後は、共に農業プロジェクトをして自立できるようにしていきたいです。」と語られました。困難の中でも、自立していこうとするパメラさんの表情は希望に溢れていました。


 当機構は、これからも現地教会を通して、コンゴ民主共和国の人々の自立のために協力をしていきます。皆さまの応援をお願いします。

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