2012年06月04日

被災地でのWATOTOコンサートが開幕!(更新2)


エイズや内戦で親や家族をなくしたアフリカのウガンダの子どもたちで構成されるWATOTOチルドレンズクワイアーによる「希望のコンサート」(主催:日本国際飢餓対策機構)が開幕しました。初日となった6月3日は仙台市の中心部にある仙台プラザふれあいホールで午後5時から行われました。

FUREAI002.jpg 会場にはほとんど定員となる300名が詰めかけてくださり、ワトトの子どもたちの美しく、力強いコーラスと随所にアフリカンならではのリズム感あふれるダイナミックな踊りに、来会した人々は大きな拍手で応えていました。
歌の合間には、子どもたち自らが、「かつては希望がありませんでしたが、今は神様の愛を知り、そしてワトト村での共同生活を通して、新しい家族が与えられて、希望を持てるようになりました」と語りました。そして「私たちに与えられた希望が日本の皆さんにも届くことを信じます」と被災者へのメッセージも語りました。
 希望のコンサートは、4日午前11時に仙台市若林区の南材木小学校体育館、午後4時から石巻市の渡波小学校体育館でも行われます。また、7日は壊滅的な被害に見舞われた南三陸町(さんさん商店街午後3時半)でも行われます。
 当機構は、被災者支援活動の一環として、これらのコンサートを通じて、人々の心の励ましの機会となることを願っています。お近くの方はぜひご来会ください。
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6月4日午前に行われた仙台市立南材木小学校でのコンサートには、全校生徒337名が参加、保護者や近隣の方々50名近くも来会されました。
南材木小学校では、吹奏楽や合唱で県代表に選ばれるほど音楽教育に力を注いでおり、今回のワトトの訪問も学校全体で取り組んでいただきました。コンサートでは、ワトトの歌と踊りとともに、児童参加によるアフリカンダンス体験や質問コーナーなどの楽しい交流プログラムも盛り込まれ、とても楽しいひとときになりました。とくにダンスタイムでは、ワトトのダンスを見よう見まねで踊る子どもたちにつられて、教師も保護者の方々も一緒におどったり、手拍子で会場が大いに盛り上がりました。
 なお今回の学校訪問は、若林区で震災支援活動を継続している自立支援ネットワーク(黒須践治代表)の協力をいただき実現しました。黒須さんは地元民政委員として、震災直後から自らも被災しながら支援活動を続けておられ、当機構とも初期の生活物資の緊急配布や復興イベント、仮設入居者支援などで協力を続けてきています。
 
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    最後には南材木小学校の児童からワトトに歌のプレゼントもいただきました!

4日午後は石巻市に移動して、津波で休校中の石巻市立渡波小学校体育館でコンサートを行いました。
渡波町は海から非常に近いこともあり、津波による甚大な被害が出ている地域の一つで、震災後1年以上を経過した今も壊れたままの建物や住宅が点在しています。午後4時からのコンサートには、近隣の仮設住宅や改修した住居に戻ってきておられる方々など約150名が来会されました。来会者は、子ども連れの家族、学生、老夫婦など様々な年代の方々でした。
コンサートは、オープニングから元気いっぱいのワトトの演奏ですぐに盛り上がり、途中のダンスタイムでは、皆さん立ち上がって体を動かしながら、楽しく踊っていました。とくに最前列におられた高齢者の皆さんが、子どもたちにも負けない位に嬉しそうに身体を思い切り動かしておられた姿が印象的でした。
「いやあワトト最高でした。踊りまくちゃいました。子どもたちが希望をもって明るく生きている姿にジーンときました。まだ子どもでしょ、でもみんな強いね」コンサートの後、仮設住宅で生活再建中の年配のご夫婦から感想をいただきました。大震災で苦しむ日本の人々にウガンダの私たちがもらった希望を分かち合いたい、ワトトの思いは確かに復興を歩まれる皆さんの心に届いたようでした。
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ワトトコンサートは、6日午後6時半から気仙沼市の気仙沼市民会館、7日午後3時半から南三陸町さんさん商店街と続きます。(東北地区はこれで終了)いずれも入場無料となっていますが、満員の時は制限もあります。ぜひこの機会にご来会ください。

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