2011年09月20日

清家スタッフ続報、大干ばつとテロ組織の脅威


この年間雨が全く降らない、そんなことが想像できるでしょうか。しかし、ソマリアではそうだったのです。「とうとう最後の家畜も死んでしまった」いくら遊牧の人が乾燥に慣れているといっても、家畜が死んでしまったら彼らは生きる術を失ってしまいます。

国を捨てるもう一つの理由、それはテロ組織アルシャバブの存在です。特にここ数年で頭角を現した反政府組織アルシャバブ(青年の意味)はソマリア南部を支配し、凄まじい勢いで勢力を伸ばしています。人々に尋ねると彼らの存在が「祖国を捨てる」ことを決めた大きな原因になっています。逃れて来た子ども達も恐ろしい現場を目撃しているのです。ダダーブ付近にもアルシャバブが潜んでいるという情報があり、ガリッサの町から難民キャンプのあるダダーブへの行き帰りは国連関係、NGOの車両がケニア警察の車と一緒にコンボイを組んでいかなければなりません。その便がない時は私設警護を雇わなければなりません。

多くの難民を抱えたこの地域でFHケニアは調理用のエコストーブの普及を進める予定です。食のために多くの薪を使われています。94年のルワンダ難民が現コンゴに移ったときに地元住民との間で起きた一番大きな問題がこれでした。その二の舞を防ぐためにもエコストーブが普及するようにJIFHとしても応援をしていくつもりです。(清家弘久 9月16日)


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