2011年08月23日

東アフリカですでに数万人が餓死!危険にさらされる子どもたち


ソマリア・ケニア・エチオピアなど「アフリカの角」と呼ばれる地域では、干ばつなどによって大へん深刻な食糧危機が起こっており、1300万人を超える人々が、飢餓に苦しんでいます。


特にソマリアでは過去60年で最悪の干ばつと紛争による食糧支援の不足によって、370万人が餓死の危険にさらされているといわれています。国連機関は、ソマリア南部が最悪レベルの飢餓を意味する「飢きん」に陥っていると発表しました。
これは子どもの30%以上が急性栄養不良に陥り、1万人当たり毎日2人以上が死亡している状態にあるということです。南部では子どもの半数以上が極度の栄養失調によって骨と皮のようになり、泣く力もないと報告されています。
人々は食料と水を求めて隣国のケニヤやエチオピアに難民として流入、国境付近の難民キャンプは飽和状態になっています。既に干ばつと食料高騰によって食糧危機に陥っているケニヤでは、50万人の難民をかかえ、食糧援助を必要とする人々が350万人に達するといわれています。

国際社会は対応を急いでいますが、内戦でソマリアの治安は極度に悪化しており、支援には多くの障害があります。

この事態に対し、日本国際飢餓対策機構はパートナー団体の国際飢餓対策機構、およびStop Hunger Now(ストップ・ハンガー・ナウ)、バルナバス・ファンドと協力して緊急援助活動を行います。国際飢餓対策機構はソマリアからの難民の流入で食糧危機が悪化しつつあるケニア北東部とエチオピア南部のソマリア国境地域で、すでに食糧支援と予防接種を行なっています。又、バルナバス・ファンドはエチオピア南東部のソマリア国境地域で、小麦粉の配給を行っています。

一方、ストップ・ハンガー・ナウ(SHN)はソマリア国内各地の難民キャンプ、学校、孤児院で緊急食糧パック570,000食(3,500人の約6カ月分食糧)を配給予定です。SHNはまた、ケニア東北部、エチオピアでも緊急食糧パック700,000食分の配給を計画しています。

アフリカは私たちにとって遠い国かもしれません。しかし東日本大震災に際して、アフリカを含む世界各国から数多くの支援が寄せられたことを思う時、そしてその支援にどれほど励まされたかを知っている私たちが、世界の人々の苦しみに無関心でいることはできません。私たちひとりひとりに出来ることがあります。
ぜひ飢餓に苦しむ隣人にあなたの愛を表してください。皆さまの具体的なご支援を切にお願いします。

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