2011年05月08日

青空の下でみんなで楽しんだ交流会(7日仙台市若林区)


 5月7日午前11時から仙台市若林区のウエルサンピア仙台と六郷中学校の避難所において市民大交流会が行われた。この催しは、被災者と支援活動中のボランティアらが集まり、炊き出しとともにコンサートや子どもの遊びなどを通じて交流する場として行われた。

 会場の一つ「ウエルサンピア仙台」には、当機構、サマリタンズパース、クラッシュジャパン、被災者支援ネットワーク、山梨マイトレーヤ(日蓮宗ボランティアグループ)とともに、地元からは民生委員、キリスト教会、市民楽団、飲食店、自衛隊吹奏楽団などが計13団体が参加した。加えて当機構からパン・アキモトの秋元社長が持参したパンの缶詰やフルーツを多数配布した。
 当日は、屋外の芝生広場いっぱいにブルーシートを広げて、座卓テーブルに被災者とボランティアが自由に飲食できるようにした。炊き出しは、焼きそば、うどん、そば、ほうとうなどの麺類、寿司、焼き肉などを山梨マイトレーヤが大型バスと多数のボランティアを動員して準備、この運営を他のボランティアたちが応援する形で行った。また市内で最大手の牛タンチェーン店からの出店コーナーも用意された。
 この催しの企画者の一人でもある川上直哉牧師(日本キリスト教団・仙台市民教会)は、黙祷の挨拶で「東北にきてもう10年、これまで15回引っ越ししてきましたが、ここは本当に素晴らしいと思うようなりました。津波がいろいろなものを壊しましたが、津波がもたらしたものもあるよねって、このフェスティバルの実行委員長の黒須さん(地区民生委員)がいってくれました。本当にわたしもそう思います。東北の人は本当に素晴らしい、粘りがあり、悲しみの底でまだ微笑む、その素晴らしさを私はみせていただきました」「東北の人は無口だと言われますが、無口の言葉は腹の中で練られます。練られた言葉は人の心を粘っこくします、その心は地震に負けないと思います。今からの黙想でその心をすべての被災者に届けましょう」と語り被災者を励ました。
 この日は2会場で350名を越える被災者と100名を越えるボランティアが参加し、青空の下でみんなが一つテーブルを囲んで飲食をしながら自由に語らいの時をもつことができた。被災者のお一人の女性(60才)は「とっても楽しいです。こんなの初めてです。私たち被災者だけでなく、ボランティアの皆さんとこうして一緒に楽しめたことが良かったです。家の1階がほとんど流されて2階で生活を続けていますが、なんとか家族で力を合わせて頑張っていきたいと思います。ありがとうございます」一番楽しみにしていたという自衛隊の吹奏楽団の見事な演奏を大いに満喫しながら、嬉しいそうに応えた表情がとても柔らかかった。(この方は、この後で当機構の物資倉庫に息子家族とともに生活用品や野菜類を取りにきてくださった)
 JIFHスタッフ、ボランティアも会場のあちこちで被災者と積極的に交流、おばあちゃんの手を握り話しかけたり、楽しく食事を共にしたり、パン・アキモトさんのコーナーで声をかけながらパンの缶詰やイチゴや飲み物を配布したりと、被災者の皆さんと楽しく時間を共有することができた。
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