第200号
2007年3月


/目次 /エイズ・プログラム撤退 /知らない同士を共感でつなげる地球型募金箱 /住所・姓の変更はどうしたらいいですか? /再生への道 /ノーと言えるカンボジア人 /地球型募金箱への協力をありがとうございました /JIFHニュース

特別地球型募金箱へのご協力をありがとうございます!
栄養不良に苦しむ
565人の子どもたちのいのちが守られました

バングラデシュ/小児専門病院「シシュ・ホスピタル」
小児治癒センターのために
募金総額841,363円(2006年1月〜12月)
(1988年より累計31,401,986円)

毎年、地球型募金箱を通してお届けいただく募金は、「開発途上国に生きる子どもたちの医療のため」に用いさせていただいております。そして今年もバングラデシュの首都ダッカにある小児専門病院「シシュ・ホスピタル」および小児治癒センターの働きを支援させていただきました。お店で、学校で、職場で、教会で、様々な場所に置かれた「地球型募金箱」を通して、多くの皆様が届けてくださった愛に感謝をいたします!


国際飢餓対策機構バングラデシュ
事務所代表ジョン・マースデン


 皆様のご支援に感謝をいたします。昨年は、農村地帯や近隣のスラムから運び込まれた565人の子どもたちがシシュ・ホスピタルの栄養失調病棟で入院治療を受け、また退院後も通院治療する必要のある子どもたち152人が「小児治癒センター」を利用する事ができました。小児治癒センターは、子どもたちに宿泊と食事を提供するだけでなく、付き添いの母親に対して栄養教育も行い、限られた収入の中で栄養バランスのとれた食事をつくる方法を学んでいただいています。(写真右:小児治癒センターに入寮する母子)

 昨年6月に私たちが出会ったシャヒン(2歳半)のことをご紹介します。彼と家族は田舎の農村地帯に住んでいました。シシュ・ホスピタルに運び込まれた時、不衛生な水が原因で、シャヒンは深刻な下痢と栄養不良、浮腫を併発していました。シャヒンを治療する一方で、母親には栄養について学んでもらおうと小児治癒センターに入寮してもらいましたが、その時には栄養について学ぶ必要を理解できず、母親はシャヒンの回復を待って、彼を連れて田舎に戻ってしまいました。
 しかししばらくすると、シャヒンは再びシシュ・ホスピタルに運び込まれました。その時の彼の体重は 9.3kgしかなく、口から物が食べられず、まぶたが腫れて、物を見る事もできませんでした。シャヒンは 1ヶ月入院し、栄養不良の子ども用のミルクや抗生物質の投与など受けて回復、体重も11kgにまでなりました。
一方、母親も今度は栄養についてしっかり学び「田舎に戻ったら、自分が学んだことを他の人にも伝えたい!」と奮起しています。
 シャヒンのような子どもたちが、皆様のご支援を通して、健康を回復し、力強く成長しています。またその家族は、皆様が関心を示してくださったことによって、愛についてより良く理解するようになったと思われます。これら全てのことを実現してくださったことを心より感謝します。(写真右:小児治癒センターでの栄養教育の様子))





あなたの地球型募金箱の状態はいかがですか?

 地球型募金箱は「店先などでアピールができるしっかりした作りの募金箱を!」とのご要望に応えて、1987年末に作成。多くの方々にご活用いただいております。
 ご協力いただいております皆様にお尋ねしたいことがあります。長い間のご使用によって、鍵が壊れていたり、本体が破損していることはないでしょうか。また紛失したりなさっていないでしょうか。新しい地球型募金箱を送らせていただきますので、どうぞお気軽にお申し付けくだ
さい。  またこれから新たに活用したいという方もご連絡をお持ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。
担当:東京事務所・石田
(電話:03-3383-7611)





(C) 日本国際飢餓対策機構, 1995
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JIFH News Letter March 2002