第153号
2003年3月


/目次 /優れた竹工芸指導者を育てたい /子どもたちが健やかに生きるために /アイ・アム・ノット・パーフェクト /アフガニスタン医療活動報告 /JIFH NEWS

お知らせ


地球型募金箱へのご協力をありがとうございます

バングラデシュの小児専門病院および小児治癒センター

631人の子どもたちが治療を受けました

募金総計(2002年1月〜12月) 1,171,064円
募金累計(1988年〜) 29,539,570円

 ダッカ・シシュ・ホスピタルは、国内有数の小児専門病院で、貧しい人々のためには無料で治療を行っています。日本国際飢餓対策機構は、その栄養失調病棟の運営を1982年から支援してきました。
 バングラデシュでは、5歳未満児のうち年齢相応体重の80%に満たない子どもが、全体の50%以上にのぼります。このような慢性栄養不足状態では、体の抵抗力が極端に落ち、下痢や風邪でも命を落とす場合が多いのです。肺炎、結核、真菌症など、全身に様々な感染症を引き起こし、点滴などの栄養補給や通常の抗生剤でも治療をすることは難しくなります。
 特に農村部では、医療機関や医師の不足、交通の不便さ、村の因習などから、病院で治療を受けることは難しく、たとえ首都の病院へ行こうとしても、交通費も捻出できないというのが現実です。シシュ・ホスピタルにたどり着いた親子は、ある意味で決死の覚悟で村を出た人たちであり、それだけ症状の重い、生死の境にある子どもたちが多いとも言えます。
 昨年、栄養失調病棟に入院した子どもは631人、そのうち特に深刻な症状のため輸血や強力な抗生剤治療を行わねばならなかった子どもは100人でした。しかし残念ながら56人の子どもが、治療の甲斐なく亡くなりました。
 退院後もしばらく通院の必要のある子どもは、国際飢餓対策機構の運営する小児治癒センターに母親と共に入寮し、無料で宿泊しながら治療を受けました。昨年は71人の子どもたちが入寮し、63人が村へ帰っていきました。

◆  ◆  ◆
 これらの活動は、地球型募金箱を通してお寄せいただいた支援金によって行われました。応援してくださったすべての皆様に心よりの感謝をいたします。どうぞ今後も、医療を十分に受けることのできない子どもたちのためにご支援くださいますようお願いいたします。(今号に関連記事があります。併せてご欄ください!)


■夏のワークキャンプ

 今年は、アジア方面はインド・バングラデシュ、アフリカ方面はウガンダ、そして高校生向けキャンプとしてフィリピンを計画中です。詳しくは次号4月号にてお知らせします。
*お問い合わせは国際協力隊(大阪)


■世界里親会

 翻訳不要の方はお知らせください

 世界里親会事務局では、子どもたちからの手紙を一日でも早く里親の皆様にお届けしたいと願っております。「翻訳は不要」あるいは「自分の手紙は訳して欲しいが、子どもからの手紙は英語でよい」という方がおられましたら、世界里親会(大阪)までご連絡いただけますなら幸いです。よろしくお願いいたします。


■海外ボランティアを目指すあなたに!
 オリエンテーション・ トレーニングにご参加ください


 飢餓や貧困、様々な困難にさらされている開発途上国の多くの人々と、共に生活しながら働きたいと願っておられる方の具体的な一歩としてのトレーニングです。
 活動地で出会う人々は、環境・文化・言語が違いますし、異なる価値観をもっています。その中で活動を続けていくためには、現地の人々に「仕えていく」姿勢が必要です。このトレーニングの学びの中心もそこにあります。聖書を通して、「仕えていくこと」について共に学びます。期間中は講義だけではなく、ボランティア実践活動も行います。
 お問い合わせは、国際協力隊(大阪)までどうぞ。

[第17回]
日程:2003年8/18(日)〜23日(土)
場所:グレース宣教会紀勢会堂(三重県)

* 16、17回共に定員12名
* 費用は32,000円(申込金5,000円含む)とテキスト代5,000円


(C) 日本国際飢餓対策機構, 1995
内容の転載、その他お問い合わせは以下へどうぞ。
〒581-0032 大阪府八尾市弓削町3-74-1 TEL(072)920-2225 FAX (072)920-2155
general@jifh.org
JIFH News Letter Feb. 2002