
9月29日(土)第12回世界食料デー二宮大会が開催されました。
今年の世界食料デーの全国テーマは「世界と地球の困った現実~子ども編~」でした。
会場であるラディアンのホールで約120名、展示ギャラリーの絵手紙には延べ約50名、子どもコーナーには約20名もの方々と国際飢餓の問題について共に考える時を持つことができました。大会冒頭には、二宮町から町長代理として、二宮町教育委員会教育長の内海博治氏より、町を代表しての大会応援のご挨拶をいただきました。
日本国際飢餓対策機構カンボジア駐在スタッフ(2007年3月まで)の浜名マリヤ氏から、『希望をたずさえて-世界里親会カンボジアの働きを通して-』という題での報告をいただきました。
カンボジアでの世界里親会の活動報告と、カンボジアの人々の厳しい現状を知らされました。
「伝統的因習の中で、教育意識が大変低く、里親会の活動は困難なことが多い。
数十年前のポルポト政権下に行われた大量虐殺(国民の1/5から1/4が処刑されたともいわれる)と密告制度による裏切りあいの被害者たちの深刻な痛みがいまだにある。
人間にとって最も大切なものを失った人々が大勢いる。
目に見える援助の必要だけでなく、目に見えない援助、心の援助が必要である。
痛みの共有をしたくても、あまりに残虐な目にあった人々の心は堅く閉じており、その前では、どんな援助も無力にさえ思える。
しかし、その絶望的な中でこそ、私たちの力を超えた助けを求めつつ、人と人とが信頼し合う心の回復に向かって、たくさんの時間をかけてコツコツと誠実に向き合っていく。
できる小さな誠実を保ち、共に生きようとする姿勢には大きな希望がある。」等々。
形は違っても、心が堅く閉じることが増えている日本において、私たち一人一人が何を必要としていて、何ができるのかをしっかりと見直していくことが問われました。

名義後援と協賛援助でご協力下さった方々、さわやかに大会冒頭をすてきな音楽で飾って下さったコールふじみ(今年で7回目)、虹のコーラス(今年で11回 目)の皆様、ボランディアでの手話通訳の方々、ガールスカウトの皆様、素敵な絵手紙体験(今年で6回目)を提供して下さった森田はじめ絵手紙教室の皆様、子どもコーナーで楽しみながら飢餓について考えることを担当して下さった方々、様々な忙しさの中で大会会場に駆けつけて下さり、大切な時を共にすごして下さったお一人お一人の具体的なご協力をありがとうございました。
大会によせる皆様の温かい思いが、積み上げられ、広げられて、今年12回目の大会が開催されたことを実感いたしました。「地球家族が共に生きること」「善隣共生(善い隣人となって共に生きる)」 「自分にしてほしいことを他の人にもする」について考え、実行していく上で、世界食料デー二宮大会が用いられ、お役にたてますことを願ってやみません。今後とも、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
