ハンガーゼロ アフリカ」とは

NewsLetter巻頭言

2017年12月01日

ぼくを愛してくれる人がいる

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 「人間にとってもっとも悲しむべきことは、病気でも貧乏でもない。自分はこの世に不要な人間なのだと思い込むことだ。」(マザー・テレサ)

 親や家族の愛情に包まれて成長することは、子どもにとってとても大切です。しかしながら世界で約1億4,000 万人の子ども(18歳未満)が、飢餓や貧困、災害や紛争、病などによって親を亡くしていると言われています。(ユニセフ2016年統計)

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【写真:ハンズ・オブ・ラブ・フィリピン活動地のマイ地区で待望の学校が開校】

 日本国際飢餓対策機構は、子どもたちを取り巻く環境を改善しながら地域全体の自立を目指すチャイルドサポートプログラムによって、世界7ヵ国で2,000人の子どもたちを支援しています。

 2013年に私はウガンダのナムトゥンバ地区を訪問しまし た。その時に出会った男の子、ムルタくん(12歳)のことを 忘れることができません。最初に会った時、彼の表情は暗くどこか寂しげな瞳をしていて、私がどんな質問をしても力のない返事が返ってくるだけでした。現地スタッフから 話を聞くと、彼の両親は彼がまだ幼い時にマラリアで亡く なっていました。その後、親戚の家で暮らしていたのです。しかし、1度だけ彼の表情が明るくなる瞬間がありました。

 それは彼を支援している日本のサポーターさんについて話した時でした。日本のあるキリスト教会の方々が彼を支援してくださっています。私は以前その教会を訪問したこと があったので、教会の皆さんがムルタくんのために一生懸命祈り、応援してくださっていることを彼に伝えました。その瞬間、彼の表情がぱっと明るくなり、照れくさそうにしながら、英語で「Thank you」と言ってくれたのです。

 しばらく一緒に過ごした後、私たちが帰ろうとすると、彼は現地スタッフに次のように言いました。

「ぼくは今まで、 自分には価値がないと思っていた。人生は無駄なものと考 えていた。でも今日、ぼくを愛してくれる人たちが日本にいることを知ることができた。神様がぼくをどれだけ愛してくれているかを感じることができて、本当にうれしい。」

 子どもたちは未来を担う世界の希望です。1人の子どもには無限の可能性が広がっています。その子どもたちにとって、チャイルドサポーターの存在は大きな励まし、力となっているのです。今年のクリスマス募金は親がエイズで亡くなった孤児や、エイズの影響で極度の貧困に苦しむ家族と子どもに対して支援を行います。ぜひ応援をお願いいたします。

日本国際飢餓対策機構 広報ディレクター 吉田知基
(12月号巻頭言No.329)


≪ 関 連 記 事 ≫
【エチオピア】エイズ孤児の未来のために(クリスマス募金)

クリスマス募金 募金目標300万円
郵便振替 00170ー9-68590 日本国際飢餓対策機構
※「クリスマス指定」と必ず明記。
▼クレジットカードやコンビニによるデジタル決済募金も可
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このプロジェクトのために、皆様の温かい支援・ご協力をよろしくお願いいたします
※クリスマス募金は2018年1月末まで受付ます

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