ハンガーゼロ アフリカ」とは

伊東 綾

2016年08月27日

感謝の心

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日本には、夏になると「お中元」、年末には「お歳暮」を
日頃お世話になっている方に送る風習があります。

お隣の韓国や中国でも、時期や内容は異なりますが、
ある時期になると互いに贈り物を送りあう風習があるようです。

かたや欧米では、感謝を伝える際には、物品のお返しよりも
「Thank You Card」を送ることが多いようです。

どちらにしても感謝の気持ちを相手に伝えるためのやり取り。
送る側も、送られた側も、相手への気持ちが込められていますよね。

今週火曜日(23日)まで、当機構が支援するフィールドに
出掛けていました。

毎年、夏に実施しているサマーキャンプ
今年は、ウガンダ共和国。
「宝探し」をテーマに、自分自身の宝物を見つけること、
現地の人の宝物を教えてもらうことを目的にして、
20才から60代後半の方々9名とJIFHスタッフ2名の合計11名で、
ウガンダに出向きました。

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  【全員で出発前の記念撮影 これから1週間よろしく!】

ウガンダに到着後は、首都カンパラにある
飢餓対策機構ウガンダ(Food for The Hungry Uganda 略:FHU)事務所を訪問し、
現地スタッフと交流。

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                   【FHウガンダオフィス】

2日目には、いよいよフィールドのナムトゥンバへ向けて
出発です。
カンパラから約4時間の道程。最初は、アフリカの風景に
大はしゃぎの面々でしたが、昼食後は、移動の疲れもあって、
車内には静けさが。(つまり、みんな寝ていた! (-_-))

夕方に、FHUナムトゥンバオフィスに到着後、荷物をほどいて
本格的なアフリカ生活の始まりです。
ナムトゥンバには、5日間の滞在。翌日からの活動に備えて
早目にベッドにもぐりこんだのは、年配者の3人でした。

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                【ナムトゥンバオフィス(宿泊所兼)とスタッフたち】

ここナムトゥンバ郡のカイティ(Kaiti)は、首都カンパラから観光地でもある
ムバレ(Mbale:エルゴン山 国立公園への最寄都市)
を結ぶ幹線道路の途中に位置する場所にあって、
外国人が立ち寄ることはほとんどない小さな小さな町です。

ウガンダ国内には、多くのNGOが活動をしていますが、
この場所には、どのNGOもおらず、ゆえにFHUは、この地を
活動地として選んだと教えてくれました。

ナムトゥンバ地域での活動は、3年前から始められており、
カイティの他に、カサーレ地区、イズランゴビ地区も支援しています。

どこに行っても、『ムズング』(Muzunguスワヒリ語で「白い人」の意味 転じて外国人
という意味もあるらしい)と声をかけられ、
特に子どもたちは、写真を撮って欲しくて駆け寄ってくる。
大人たちは、子どもほど積極的ではないけれど、
日本から来た私たちを、ダンスやスピーチをもって、
迎えてくれました。

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                   【カイティ小学校での歓迎セレモニー】

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                     【子どもたちはカメラが大好き】

滞在中は、フィールドで、どのような活動が行われているかの
視察と地元の方々との交流が中心。
その中には、日本の里親さんが支援している里子たちの
家庭訪問も組み込まれていて、5軒の家を訪問させてもらいました。

その一軒を訪問して、里親さんからの手紙を渡し、
一通り話を聞いて帰ろうとした私たちに、ご家族から、
手渡されたのが、たくさんの食べ物。

実際に里子支援しているのは、今回の参加者ではないにも
関わらず、支援への感謝と訪問してくれたお礼にと、
多分、特別な時にしか食べないのであろう貴重な鶏も
惜しげもなく私たちに差し出してくれました。
(この家族以外にも、落花生、米、カボチャ、手作りの鍋敷きなど、
それぞれ持てる精一杯の物をお土産に下さったのです)

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     【エスターちゃんから福地スタッフへのプレゼント】    【贈り主エスターちゃんと記念撮影】

日本と異なり、子どもを学校に通わせることは、
大きな犠牲を意味します。(経済面でも労働面でも)
実際に、通学させられるお金もない場合が多いからです。
そんな子どもたちを、里親さんが支援してくれるお蔭で、
子どもたちが、学校に通い勉強ができ、医療サポートも
受けられ、子どもだけでなく、コミュニティー全体が
何らかの益を受けられている。
そのことを、感謝の気持ちとして、どうにかして、
表したいと捧げてくださったのでしょう。

そんなウガンダの方々の気持ちを感じて、私たちは、
それ以上に、繋がることの大切さを教えられました。

距離的には、日本からウガンダまでは、約11,500キロも
離れていますが、里親さんと里子たち、地域の人たちは、
強い絆で繋がっているのだと知ることができました。

10月16日は、国連の定める「世界食料デー」です。
今年も、JIFHは、10月を食料デー月間として、
各地で食料デー大会を開催します。
(詳細日程は、近日中にHPでお知らせします。)

遥かな距離をも越えて強い絆で繋がれる体験を、
是非味わってみませんか。

まず知り合うこと
知り合えば お互いに愛しあうようになるでしょう。
互いに愛しあえば 支えあうようになるでしょう。
もしほんとうに愛したいと願うなら
ゆるすことを知らなければなりません。
【マザー・テレサ 「愛のことば」より】

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