ハンガーゼロ アフリカ」とは

伊東 綾

2015年08月22日

生まれてきたのは 生きるため

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7月は気温の高い日々が続いていた仙台ですが、
8月中旬から一転過ごしやすい気温が続いています。

暑さが和らいだ先週1週間、気仙沼市本吉町にある、
放課後等デイサービス「ほっぷ」(NPO法人セミナーレ)に
大阪キリスト教短期大学幼児教育学科の生徒さん2名と
一緒にボランティアをさせていただきました。

このお二人は、昨年もここ「ほっぷ」に来てくださり、
子どもたちと交流をしてくださっています。


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                              【建築中の「ほっぷ」】

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       【子どもたち作成の手作り看板】                 【壁一面に可愛らしいペイントがされています】

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                       【8月20日の「夏祭り」看板作りのお手伝い】

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        【さすが、幼稚園の先生候補です】

学校が夏休みに入り、子どもたちは、一日を「ほっぷ」で
過ごしています。(通常は、学校が終わった放課後の利用)

私たちは、水遊びのお手伝いや体育館遊びの付き添い、
勉強の相手など、子どもたちのペースに合わせながら
一日を過ごさせていただきました。

最初は緊張気味の子どもたちも、毎日顔を出していると、
仲良くなってきて、私たちの名前も覚えてくれる子どもも
いて、最後の日は名残惜しいものとなりました。

「ほっぷ」に通う子どもたちは、それぞれに障がいを
持っています。

4年前の東日本大震災では、彼らが住む本吉地区も
津波の大きな被害を受けました。

自分の周りで何が起こっているのか理解できず、
また、障がいのゆえに他の人たちに迷惑をかけるからと、
大勢の人が集う避難所を遠慮して狭い車中で何日も
過ごさなければならなかったご家族と子どもたち。

大人たちでさえ震災の現状を前に、途方にくれる中で、
子どもたちの心にはどれほどの負担がかかっていたことでしょう。

震災から4年が経過した現在は、子どもたち自身も
少しづつ落ち着きを取り戻してきているとのことです。

彼らと共に過ごした1週間は、本当に楽しい時間と
なりました。

恥ずかしがり屋の子
おままごとの大好きな子
ずっと本棚の前に陣取っている子
歌の上手な子

それぞれの特徴を持ちながらも、精一杯に生きている
そんな彼らをから、私自身が、有意義な時間を過ごさせて
もらうことができました。

私たちが、生まれてきたのは、生きるためです。
けれども、生まれてきても 生きられない命があることも
現実です。

戦火の中にある子どもたち
内紛を逃れ難民となって他地域に移動する子どもたち
食べ物がなく衰弱しながら目を閉じていく子どもたち

「生きる」ことが当たり前にできない小さな命がある
ことに目を向けていきたいと思います。

今年も10月は世界食料デー大会が各地で開かれます。
(各大会の日程は、後日ホームページでお知らせします)

この世に「生きる」ために生を受けた子どもたちに目を
向けるきっかけとなって欲しいと願っています。

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それは、あなたが私の内臓を造り、母の胎のうちで私を組み立てられたから
です。
私がひそかに造られ、地の深い所で仕組まれたとき、私の骨組みはあなたに
は隠れていませんでした。あなたの目は胎児の私を見られ、あなたの書物に
すべてが、書き記されました。
私のために作られた日々が、しかも、その一日もないうちに。
【聖書 詩篇139:13、15-16】


震災が子どもたちに与えた影響を記録した一例です。
(「本吉絆つながり隊」は、「ほっぷ」に通う子どもたちの保護者の皆さんの集まりです)

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