ハンガーゼロ アフリカ」とは

伊東 綾

2015年07月11日

Win-Winの関係

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毎年10月16日は、国連の機関である、
世界食糧農業機関(FAO)が定めた『世界食料デー』です。
私たちJIFHも、10月は「世界食料デー」月間として、
各地で食料デー大会を開いています。
(各大会の日程は、後日ホームページやニュースレターでお知らせします。)

2015年のテーマは、

   生まれてきたのは、生きるため
~あなたの愛の手がその子のいのちを救います~

「その子のいのち」を救うために、あなたの手で
何ができるでしょうか。

たとえば、直接現地に行って、

井戸を掘る・・・・清潔な水は、生きるために必須です
学校を建設する・・・子どもたちの教育環境を整えることで、未来の生活改善に役立ちます
各種技術の指導・・・収入向上で生活も安定します

でも、誰もが現地に行けるわけではないし、
長期間滞在することができるわけではありませんね。

だったら、今ここで、出来ること・・・寄付?

こんな声を聞くことがありませんか。
「寄付したお金が、本当に現地の人の役に立っているのか分からない。」

皆さんの善意の心を預かった団体は、現地の変化の状況を報告
し、皆さんにお伝えする義務があります。
(JIFHも、様々なツールを通して現地の状況をお伝えしていく
ことを心掛けています。)

確かに一方通行の寄付では、不安や疑問も持っても不思議はありません。

では『貧困に苦しむ人は苦しんでいれば、いいじゃないか』で
良いのでしょうか。

南北問題(先進国と後進国の経済格差)は、"あなたの生活"
に関係がないのでしょうか?

あなたの着ている服は、どこの国で製造されたものですか?

あなたがコンビニエンスストアで買ったコーヒは、どこの国の豆ですか?

あなたがゲームを楽しんでいるスマートフォンの部品のレアメタルは、
どこの国から掘り出された物ですか?

日本ブランドの家電製品 「Made in ~」になっています?
(私の愛用している動物印のマイポットは、「Made in Thailan」でした)

先進国の国民が「手軽な値段」で商品を購入できる裏側には、
後進国の国民の「安価な労働」の上に成り立っているからです。

あなたは
「自分たちが快適ならば、彼らが不快でも構わない」と言えても、
『彼らが快適ならば、自分が不快でも構わない』と言えるでしょうか。

『自分たちも快適になって、彼らも快適になれる』

そんな形の支援があれば、両方が笑顔になれるはずです。

『フェアートレード』という取り組みがなされています。
各団体が、現地の生産者と直接やりとりをしながら、
製品の購入をしています。

7月6日に行われた世界食料デー仙台大会 事前勉強会では、
この『フェアートレード』の成り立ちや歴史をお話しさせて
いただきました。

当日は、仙台市内の女子大学の生徒さんも大勢集まっていただき、
座る場所がないほどに。
(まあ、そんなに大きな事務所ではないけど)
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          【講演に立つ加藤スタッフ(左)】                  【こんなに大勢の方が来てくれました】

「『フェアートレード』という言葉を初めて聞きました。」とか、
「今度、買い物する時には、ラベルに気を付けて(商品を)手に取ってみます。」とか、
「周りの人に『フェアートレード』を教えていきます。」とか、

若い方でも気張らずに参加できる支援のあり方に、
皆さん関心を持ってくださったようです。

Win & Loseではなく、Win & Win の関係が広がっていけば、
もっともっとたくさんの笑顔が溢れるはずです。

世界食料デー仙台大会は、下記の日程です。

2015年10月17日(土)13時30分~15時30分
日本聖公会 仙台基督教会(仙台市青葉区国分町2-13-5)
参加費:無料
申込み:不要 直接会場にお越しください。

皆さんと一緒に、「いのち」を守るためには、どうすればよいのかを
考えていきたいと思います。

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貧困をつくるのは神ではなく わたしたち人間です。
わたしたちが 分かちあわないからです。
【マザー・テレサ 愛のことばより】

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