ハンガーゼロ アフリカ」とは

伊東 綾

2015年05月30日

平凡な日々

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5月も残り2日。週明けからは6月となります。
冬服から夏服へと衣替えですね。

実際には、仙台も気温が高く、GW以降は半袖で
過ごしています。

時の経過が震災以降はますます早く感じます。
「もう4年」「まだ4年」
その感覚は、お1人、お1人違うでしょう。

宮城県では、寸断されていたJR石巻線(3月21日)や
仙石線(5月30日)も順次再開されてきました。
一歩、また一歩と元の生活が戻ってきています。

改めて、何でもない日常が、大切なことであるかを
感じています。

朝靄の中に聞こえる鳥たちの鳴き声

新聞が配達されるポストの音

リビングに広がるコーヒーの香り

色とりどりのランドセルを背に登校する小学生

何気ないけれど、毎日同じことを繰り返せることが
どんなに幸せなことかを感じます。

私たちは、世界の貧困や飢餓の現状を皆さんに
お知らせするべく、様々なツールを通して情報を
発信しています。このブログもその1つです。

とは言え、24時間 365日 ずっとそのことを考えている
訳ではありません。
(少なくとも寝ている間は、考えていませんしね。)

各地の現状を伝えるために、現地の写真や動画の
準備をしていると、彼らの生活が自分の便利な
生活とどれほど異なっているのかを見て、愕然とします。

水道をひねれば清潔な水がいくらでも手に入る自分
一方、5キロも10キロも歩いて泥の混じった水を汲んでいく子どもたち

1日3食&おやつも食べられる自分
一方、1回の食事すら食べられるかどうか分からない人たち

温かい風呂に浸かり、心地よいベッドで眠れる自分
銃撃の音に怯えながら、部屋の片隅で体を丸める人たち

平和な生活、豊かな生活を享受している反対側で、
命が脅かされ、貧困に喘ぐ人たちがいる現実を
覚えていなければならないと思います。

彼らの貧困と、今の自分の生活とは、何の関係もない、
何の接点もないと見て見ぬふりをすることもできるでしょう。

精密機器に欠かせないレアメタル
チョコレートやココアの原料のカカオ
ファストファッションの衣類
食卓に並ぶよく目にする食材

これらの材料や商品は、国外で産出されたり、加工されたりし
て、日本人の手に入るものが多いのです。

レアメタルを巡る紛争問題
カカオやコーヒー豆取引の不均衡
大量生産による、過酷な縫製工場の実態
労働量に見合わない低賃金での農業栽培

私たちの穏やかな日常が、彼らの過酷な生活を犠牲にして
成り立っている。
もしこれが逆の立場であったなら、あなたは、何の痛みも感じ
ず生きている私たちに向かって怒りの声を上げたくなるに違い
ありません。

まずは、今、手にしている食べ物や製品が、どのようなルート
を経ているのか、考えてみませんか。

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