ハンガーゼロ アフリカ」とは

伊東 綾

2014年08月16日

すべての人に『ありがとう』

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8月8日久しぶりに、宮城県南三陸町に行ってきました。
行くたびごとに、防潮堤の建設が進んでいることを
実感します。

今回の訪問は、仙台在住のアーティスト 高奈美香さんと
神奈川在住の藤田麻美さんによる、歌とフラダンスのコンサート
を戸倉中学校仮設住宅で行うため。

高奈さんは、ご主人と『Wings』という
音楽ユニットを結成されていますが、
ご主人はお仕事があり、この日は、美香さん一人だけ。

その代わりに、来日したばかりで、石巻で活動計画中の
バイオリニスト レイチェル・リーズさんが加わって
くださいました。

美香さんのリードで始まったコンサートは、
仮設の方々に発声練習をしていただくという、
一風変わったコンサート。

童謡・唱歌から歌謡曲まで。
耳馴染みの曲を、たくさん用意してくださり、
仮設の皆さんとの合唱となりました。(皆さんがとてもお上手なんです)

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                   【南三陸町を支援し続けている中澤牧師の司会で始まりました】
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       【ピアノ、バイオリン、フラのコラボレーション】              【海の幸もしっかりお腹に入れて】

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  【10日仙台の背後地仮設でコンサート(秀匡さんも共に)】          【シーサイドバイブルチャーチのメンバーと】

そんな高奈美香さんですが、震災後は、
「大変な苦しみの中にある被災地で、歌を歌っても
何の役にも立たないのではないか。」とマイクを
握ることをやめてしまったそうです。

けれども、1曲の歌が彼女の考えを変えてくれました。

東日本大震災には、国内、国外問わず多くの支援や
ボランティアさんたちが、被災地を助けてくれました。
その際に交わされたのが「ありがとう。」という言葉。
ですが、「ありがとう。」を直接言えた人はごくわずか。

あの時に助けてもらったけれども、名前も告げずに立ち去った方も
大勢いたからです。

その伝えられなかった言葉を、どうにかして伝えたいという
投稿が地元紙の「河北新報社」に寄せられ、
色々な「ありがとう」の気持ちを詩にしてもらおうと、
460作品が届きました。

公募された詩から、宮城ゆかりのアーティスト8人が、
曲をつけ、1冊の本(CD付)となって発売されています。

8名のアーティストの一人が、高奈秀匡(ひでまさ)さんです。

秀匡さんが選らんだのは、仙台市若林区の佐藤時江さんという
70代の方が作られた『愛の絆にありがとう』という詩です。

美香さんは、自分が歌ってどうにかなるのではなく、
歌自体が、人を慰め、励まし、感動させる力があると気付いたの
ですと話してくれました。

何度も、何度も聞いていると、ジワーっと心に沁みてくる
そんな歌です。

私自身も、顔を知らないたくさんの人たちに助けられました。
直接「ありがとう。」を伝えることはできないけれど、
ブログを通して「ありがとう」の気持ちを届けます。

詳しくはこちら
『ありがとうの詩』プロジェクト


インマヌエル。
その広げた翼はあなたの国の幅いっぱいに広がる
【イザヤ8:8】

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