ハンガーゼロ アフリカ」とは

吉田 知基

2014年01月10日

いきるもの/100s

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「あぁ。『忘れない。』を
 さぁ。忘れないぞ。
 消えてしまう日々などあり、
 生まれくる日あり。」

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『最近、もの忘れが増えてきたな』と言われそうな勢いですが、
今のところ、ギリギリ言われていない勢いです。

恥ずかしながら、『忘れない』と心に誓ったことも、
いつの間にか忘れてしまう傾向にあります。
しかしながら、『忘れたい』と思っても、
決して忘れることができない辛さもあるわけで。

※写真はフィリピン台風によって引き起こされた高潮により家を失った青年エドアルド:家のあった場所で(2013/12/18)


昨年、12月5日から24日まで
フィリピン台風支援のために再び派遣され、
現地での支援活動にあたらせていただきました。

今回の派遣で最も印象深かったのはサマール島マラブットの
ビノキヤハンで行われた支援プロジェクトです。【詳細はコチラ】

その中で、この地域にある小学校を訪問させていただきまして。
子どもたちはとにかく元気で、崩れた校舎の中でも無邪気に遊んでいました。

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しかし、その学校の先生に被災当時の様子を伺ったところ、
激しい突風で教室の屋根が吹っ飛び、壁を破壊。
大きなココナツの木が倒れて家々を押しつぶしていきました。
その光景を見ていた子どもたちは恐怖のあまり、泣き叫んでいたそうです。

国際飢餓対策機構フィリピンはこの学校での支援を始めておりまして。
学校の先生達を休ませるために授業をいくつか担当し、
子どもたちのためのケアを目的とした授業を始めています。

その授業の中で子どもたちが描いた絵には、
木が倒れている様子や壊れた家や建物の他に
首が切れた人の様子も描かれていました。
元気にみえる子どもたちの心の中には目に見えない傷が、
深く深く刻まれていることを感じました。

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【↑クリックで拡大↓】
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忘れたくても忘れることができない台風の恐怖。
彼らの痛みを決して忘れてはいけないと思います。


「忘れはしないぞ。
 あの時、なにげに切り出した自問を。
 『忘れはしない。』と
 天の邪鬼な自分が言った自答を。

 あぁ。『忘れない。』を
 さぁ。忘れないぞ。
 死んでしまう日々などあり、
 生まれくる日あり。

 笑うもの。涙を流すもの。
 また、生きるもの。
 別れ決めるもの。
 悩むもの。流れを決めるもの。
 また、見えぬもの、それも自分だもの。」

いきるもの/100s

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私は1月17日から再びフィリピンへ向かいます。
日本からボランティアとして協力してくださる方々を募り、
共に現地で行われている支援活動に加わります。

緊急な募集にも関わらず、この働きに賛同し、
数名の方が集まってくださいました。

今回はタクロバンで給食支援をしながら、多くの子どもたちと関わり、
心に傷を負った被災地の子どもたちのためにできることをしていきたいと思います。
続けてご支援をよろしくお願いいたします。

ボランティア募集はコチラから

  『自分も肉体を持っているのですから、
   苦しめられている人々を思いやりなさい。』

                       (ヘブル13:3)

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