ハンガーゼロ アフリカ」とは

吉田 知基

2013年06月11日

伝える something to somebody

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日中の暑さにげんなりしかけている吉田です。
草木も眠る丑三つ時の7時間くらい前から涼しい風が吹いたり吹かなかったりする季節がやってきました。
近所ではマフラーを改造したであろうバイクがぶいぶい駆け抜けて青春しております。

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一方、私はそんなマフラー音に負けないくらいの音量でイヤホンから流れる音に全神経を集中しながら、
夜の街をぶいぶい徘徊しているわけです。


イヤホンから流れる音。
それはもちろん夜の街を彩るのに最適な大橋トリオさんのようなお洒落な曲ではなく、
眠れぬ夜をさらに眠れなくしてしまいそうなSkrillexさんのような激しい音楽でもなく、
傷ついた心を癒し奮い立たせてくれる竹原ピストルさんのような力強い歌声でもなく、

ただただ著名な落語家さんが一生懸命話しておられる声だったりします。
桂枝雀さんやら笑福亭仁鶴さんやら古今亭志ん朝さんやら立川志の輔さんやらの声です。


夜中に落語を興じながら。
こんな26歳なんて嫌だ。こんな26歳がいたっていいじゃないか。
自問自答する毎日です。


落語を聴きながら、
改めて「伝える」って面白いって思ってみたりします。


たとえば「道具屋」という噺(はなし)。
ろくに仕事もせず年中ぶらぶらしている与太郎という若者が初めて商売に挑戦します。
叔父さんからの依頼で夜店の道具屋として品物を売ることになるわけです。
ところが、商品となる道具は「ゴミ」と言っても過言ではないガラクタばかり。
順番に訪れるお客さんたちとなんやかんやとおもしろおかしいやり取りがあるわけです。

同じ設定で、同じ登場人物で、同じオチであったとしても。
語る人によって全く違う仕上がりになります。

その人物をどのように描写するか。
ある部分を強調してみたり、あえて省略してみたり。
最後のオチへ向けてどのような言葉を使えば、相手に伝わるのか。
落語家さんが熟考し洗練された言葉が並んでいきます。
その言葉のひとつひとつに落語家さんの情熱が込められているわけです。


伝えるって難しい
けど伝わると嬉しい


私も教会や学校などで世界の飢餓の現状を伝える機会があります。
分かりやすい言葉で、相手の心に響くように。
世界で苦しんでいる人々の代弁者として、
現地の厳しい現状を一生懸命伝えていきたいと思います。


    『私たちは、自分の見たこと、また聞いたことを、
     話さないわけにはいきません。』

                        (聖書 使徒4:20)

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