ハンガーゼロ アフリカ」とは

伊東 綾

2013年06月12日

小さな世界の住人として

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今年で3回目となる、大阪クリスチャンセンター主催の
『東日本大震災 祈りと支援の旅』の方々が
4日間の日程で来られました。
毎回参加して下さっている方もいて、1年振りの再会です。

1日目は、亘理聖書キリスト教会の熊田牧師と共に
昨年もお邪魔した山元町の仮設住宅を訪問。
お馴染みの熊田師の「焼き鳥」と、大阪チームの
ポン菓子と綿あめのプレゼントに皆さまから
「懐かしいわ!」と声が上がります。

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       【いつも大好評の"熊ちゃん焼き鳥"】                【フルーツ味の綿あめに驚き!】

お腹が満たされた後は、大阪メンバーのギター演奏で、
童謡や歌謡曲を合唱。楽しい一時となりました。

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      【昔話に花が咲くポン菓子機械】                     【懐かしい歌で心なごむ一時です】


2日目、3日目は、当機構親善大使の森祐理さんも加わり、
亘理・南三陸町の小学校でコンサート。
「ドレミの歌」「散歩」「大きな古時計」など
祐理さんのリードで、子どもたちの大きな声が
会場に広がります。

コンサートの中で、祐理さんがエチオピアに行った時の
話を子どもたちに語られます。

「お金を入れて、ボタンを押したら飲み物が出てくる箱が
あることなんて知らないんだよ。」(自動販売機のこと)

「こんな小さな箱の中で、人間が踊ったり、しゃべったり
しているのなんて、見たことないんだよ。」(テレビのこと)

「お水も、遠い遠い場所まで重たい甕を持って汲みにいくから、
学校に行くことも出来ないんだよ。」

など、日本にいれば当たり前のことが、
世界の中ではそうではないことを
お話ししてくれました。
そして、そういう子どもたちも、私たちと
同じ地球の中に暮らしているのを忘れない
ようにしようねと『小さな世界』を手話を
交えて歌います。

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   【祐理さんの歌声に合わせて自然に歌声が生まれます】           【手話で『小さな世界』を歌う子どもたち】

どの小学校も津波や地震を経験した子どもたちです。
大きな痛みを経験した彼らだからこそ、他の子ども
たちの痛みも"自分の痛み"として感じることが
できるでしょう。

小学校でのコンサートを終えてこちらも2年振りの訪問となる、
岩手県大槌町と釜石市に向いました。

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                            【釜石でのコンサートの様子】


大槌町は、城山体育館でのコンサートです。
ここは高台にあるため、多くの方々が津波を
逃れてきた場所です。
津波の中から逃れた皆さんは、冷えた体を温めるために、
舞台幕を毛布代わりに体に巻きつけて寒さをしのいだと
お話ししてくださいました。
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                 【裁断された舞台幕 途中で切れているのはここまでしか届かなかったから】

避難所から仮設住宅へ移り、生活は落ち着いたけれども、
目の前にはまだまだあの日の爪痕が広がっています。
ここにも"痛み"を感じている人たちがたくさんいます。

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                           【雑草に覆われた家屋跡(大槌町)】

そして同じように、世界の中で"痛みを感じている人"に
『小さな世界』に住む住人として、あなたの手を
差し伸べてみませんか。

あなたがたは、人に量ってあげるその量りで、
自分にも量り与えられ、さらにその上に増し加えられます。【聖書 マルコ4:24】

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