ハンガーゼロ アフリカ」とは

【愛知事務所】

2012年02月27日

貧しさの中の豊かさ

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照りつける太陽
なぜか夜中12時からコケコッコーと鳴き始める鶏
じっとしていても滴り落ちる汗
子どもたちが楽しそうに遊ぶ笑い声


そうです。
今私はPHに来ております。
ペーハーではありません。
フィリピン共和国です。

去年と同じく、福岡の大学生のみんなとワークキャンプに同行させて頂いております。

まだフィリピンに来てから2日しか経っていないのに、
何だかもう何日も何日も一緒にいるかのようにみんなとっても仲良しです。


一緒に異文化を体験して
一緒に同じものを食べて
一緒に寝て、起きて
一緒に笑って、感動して


今まで会った事もなかったみんながいつの間にか家族のようにこうやって笑い合ってるんだから、
ワークキャンプって本当に不思議です。



明日から修理をさせて頂く小さな村のお家の一つを、昨日事前に訪問させてもらいました。
細い道をどんどん降りて行ってようやくたどり着いたその家は、
「家」と呼ぶには気が引けるくらいの小さな小さなトタン屋根の建物でした。


窓は一つしかなく、中に入った瞬間すごい湿気で瞬く間に汗が吹出ました。
ボロボロの壁には小さな隙間がたくさん空いていました。
そのお家のお母さんは、「うちには小さな窓がたくさんあるでしょ。」
なんて言って私たちを笑わせてくれました。


お父さんはマニラへ出稼ぎに行っているため、2週間に一度しか村に帰ってくる事ができないとの事でした。
この家の小さなコンクリートの一角に子ども4人とお母さんとお父さんの合計6人が一緒に寝ると聞いた時は、
さすがに唖然としてしまいました。

すると、お母さんは照れながら
「Because I am poor.」
と少しはにかんでそう私たちに言いました。

でもその顔は絶望ではなく、むしろ希望さえうかがえるような素敵な笑顔でした。


帰り際に、そのお母さんに
「どうしてそんなに笑顔でいられるの?」
と聞いたら、
「I know that God loves me so much.」
と何の躊躇もなくハッキリと私に答えてくれました。



あぁ、そうか。貧しさは必ずしも不幸に直結するものではないんだ。
たとえ貧しくたってこんなにも笑顔でいられるんだ。
神様を知っていると言うことは、絶望と思える中にあっても本当の豊かさがそこにはあるんだ。


果たして日本はどうだろう。
日本の物に溢れた豊かな生活は必ずしも幸せと直結はしてないんじゃないかな。
豊かな生活の中だけど、日本人にはこんなにも笑顔があふれてたかな。
日本に足りないものってなんだろう。
私たちに足りないものってなんだろう。


そんな事を考えさせられたワークキャンプ2日目でした。


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   お手伝いをした家の子どもたち

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