ハンガーゼロ アフリカ」とは

吉田 知基

2012年01月17日

Awake 昔の memories once again

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飛び続けるつらさを知らないあなたも、いつか気が付くことでしょう。
自分が誰かの手の中でしか飛んでいなかった事に。
そして、それを自由なんて呼んでいる吉田です。

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むかしむかし、あるところに吉田家がありました。
吉田家には父が定めた、決して犯してはならない1つのルールがありました。

父 「いいか、息子たちよ。おまえたちは今日から自由だ。
   家の外に出て、すべり台ですべりにすべろうが、砂場で砂だらけになって遊ぼうが、
   缶けりだからと言って缶を蹴りまくろうが、鬼だらけのおにごっこをして途方もなく遊ぼうが、自由にしなさい。
   しかしだな、これだけは守りなさい。何があろうとも、夕方5時には必ず帰ってくるのだ。」

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兄 「もし遅れたら?」

父 「1分遅れたら、おしりを1発たたく。
   2分遅れたら、おしりを2発だ。
   3分遅れたら、おしりを3発たたきにたたく。
   4分遅れたら、おしりを4発たたきまくりにまくる。
   5分遅れたら、...わかるな?」

兄と弟はそのルールにびびりながらも、外で自由に遊べることを大いに喜びました。
最初の数日間は、時間を気にしながら、約束通り5時には家に帰っていた二人。

しかしながら、
すべり台でおもいのほか楽しんでみたり、
砂場で砂を避けて遊んだり、
缶けりの缶という存在を無視してごく普通のかくれんぼをしたり、
鬼が弱い立場のおにごっこを模索しながら遊んだりしているうちに、
とうとう帰宅時間のことを忘れてしまいました。

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弟 「お兄ちゃん、あと2分で5時だよ!やばいよ、やばいよ。」

兄 「なに!?要するに、すべり台でおもいのほか楽しんでいる場合ではないということだな。」

弟 「そうだよ。ぼくらはすべり台でおもいのほか楽しみ過ぎたんだよ。」

二人はダッシュで家に帰りました。

家に着いたのは5時5分。

父 「コラー、何時だと思ってんだ!!5分も遅れてるじゃないか!!
   おしりを出しなさぁーい!!!」

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父が怒る時はめちゃくちゃ恐ろしく、放送コードギリギリアウトの顔で、せまってきます。
兄も弟もそんな父を恐れていました。

しかし二人は知っています。
そんな父も休みの日にはキャッチボールをしてくれたり、お馬さんをしてくれたり、
ドラゴンボールの映画を観に連れて行ってくれたり、プロレスごっこをしたり、
川を探検してみたり、虫取りをしたり、朝早くに打ちっぱなしのゴルフに行ったり...。
とにかく子どもの目線になって一生懸命遊んでくれるわけです。

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5時に帰って来ないと1分遅れるごとにおしりをたたかれるというルールも、
子をおもってのことだったりするわけです。


  『父がかわいがる子をしかるように、
   主は愛する者をしかる』

             (聖書 箴言3:12)


そんなことを思い出しながら、先日教会の子どもたちとサッカーをしていた吉田です。
ルールをなかなか守らない子に、厳しく注意を。
ボールがなかなか来ない子に、優しくパスを。
そうして出来る限り子どもたちと同じ目線に立って一生懸命遊びます。

自分が今まで受けてきた愛の形というのはどうやら連鎖するようです。
この連鎖をさらに大きく、もっと多くの人に届けていきたいと思います。

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