ハンガーゼロ アフリカ」とは


太陽よりだいぶ遅く目覚め
かなり薄めのウーロン茶口にふくみ
将来を彩る希望の星も見えず
常に壁にぶつかっている事を実感
五臓を刺激するこの恐怖
抜け出そうとするたびにまた胃痛


10年前はこんなUnder Age's Songを歌いだしたいほど、
私はいつも壁に激突しまくっていました。
自分らしさが何なのかよくわからずに、いつも誰かみたいになりたいと思っていました。




「・・・今まで、いったい何通の手紙を交換しただろうね。
でも、時を超えて届く手紙は初めてです。
どうか30歳のあなたが今と変わらず元気でありますように。
私のかけがえのない親友  30歳のかあこへ」


20歳の親友から時を越えてこんな手紙が届きました。
いや、現在20歳の親友ではなく、10年前に20歳だった親友です。
10年前に30歳のお互いに向けて手紙を書き、タイムカプセル(という名の押入れ)に入れました。
そして10年の年月を経た今、ついにそのカプセルが開けられたのです(つまり押入れを開けた)。


この10年、お互い遠くに住んでいてほとんど会っていなかったけど、
どこかでお互いの存在が支えになって今まで何とか頑張ってこれたような気がします。



そんな私の大切な親友に赤ちゃんが産まれました。
11月26日。
早朝に彼女の父から陣痛が始まったと電話が入りました。
私はなぜかとりあえずむちゃくちゃ焦って、とりあえずむちゃくちゃ寝ぐせのまま病院に向かいました。
「ご家族ですか?」
と看護婦さんに聞かれ、
「えぇ。(神の)家族です。」
と自信満々に回答し、ズケズケと陣痛室へ入っていきました。


私の突然の到来にギョッとする家族。
陣痛に苦しむ親友。
「来るのが早すぎた。」と瞬時に察知した私は、待合室でしばし待つことにしました(というか追い出された)。


・・・しばらくすると彼女の母さんが、
「産まれたぁ~!産まれたぁ~!」
と興奮しながら走ってきました。
しかし風邪を引いていた私は、赤ちゃんには会えず帰らされ。
とりあえず赤ちゃんが無事に産まれてホッと胸を撫で下ろし、安心して私は病院を後にしました。



そんな帰り道。
雲ひとつない青空の下で。
妙に幸せな気持ちになりました。
新しいいのちの誕生に心が震えました。
絶対に人間では創れない小さないのち。
顔も口も小さな手も足も、その全てを神様が創られたのだと思ったら、やたら感動して胸がいっぱいになりました。


ふと顔を上げると、赤や黄色に色づいた葉が鮮やかに揺れていました。
こんなきれいな色遣い、一体どうやったら創り出せるんだろう。紅葉2.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像
神様の想像力と創造力って、全然人間とは比べ物にならないなぁ。
・・・なんて事をぶつぶつ思いながら、一人歩いていました。
だってこんなきれいな紅葉を、「葉緑体がどーのこーの、ミトコンドリアが変化してどーたらこーたらで気がついたら自然にこうなったんだよ~」では、もはや私には説明が仕切れませんよ!(←理科の成績2だった人)


私は巷で愛知事務所の広報と呼ばれているのですが、
でも誰も呼んでくれないので自分で勝手にそう呼んでいるのですが、
チラシ作りに行き詰った時私は花や木を見ます。
信じられないくらい斬新で、信じられないくらい素敵な色遣いの自然を見れば、
そこからたくさんのアイディアがもらえます。
この世界は神様が創った、たくさんの愛で溢れています。



そう考えると、わたしもあなたも、その目も手も口も髪も全部を、
まだ胎内にいる間に神様が創られて、神様の愛の内に生まれてきた事に気づかされます。
だってだって、その指だって適当に何本かついてるわけじゃなくて、必要だからあるわけで、
その心臓だって胸のあたりになんとなくある訳じゃなくて、必要だからそこにあるわけで。


この世界に生まれてきた人で、誰一人として適当に生まれてきて、
なんとなく生きるためにこの世に存在する人は一人もいません。
あなたは、必要だから今ここにいるのです。
目的があるから、今この世に存在するのです。
あなたにしかできない事があるから、ここにいるのです。
あなたじゃないとダメな事があるから、今生きているのです。


今日もアフリカの地で食べ物がなくて死んでいく人々がいます。
でも彼らは苦しむために生まれてきたわけでもなく、
悲しむために生まれてきたわけでもなく、
死ぬために生まれてきたわけでもありません。
彼らだって愛されるために生まれてきたはずです。
必要だから生まれてきたはずです。


しかし、3人に1人が栄養不足のアフリカの厳しい現実。
1分間に17人もの人が飢餓で死んでいく悲しい現実。


本当はもっと生きる事ができたかもしれない。
本当は彼らを助ける事ができたかもしれない。

でも結局のところ自分は自分の事しか考えていないというこの矛盾。


失われていくいのちを失われないいのちにするために、今私ができる事。
みんなに比べたら本当に小さい事かもしれないけど、私は私ができる事を一生懸命にし続けて行きたいと思います。




Underageがあっという間にOverageに変わった今だけど、
親友からの10年前の手紙が、Underageの頃からの心の変化に気づかせてくれました。
いつも誰かみたいになりたいと願っていた私でしたが、今は神様に創られたように私らしくいれる事が嬉しくなりました。
そして彼女から新しく生まれてきたいのちが、一人一人のいのちの尊さをもう一度気づかせてくれました。

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