ハンガーゼロ アフリカ」とは

【愛知事務所】

2011年10月26日

僕たちは世界を変えることが・・・

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いつもの場所にホームレスのおじちゃんがいました。
私はいつものように自転車でビューンと通り過ぎようとしました。
でもなぜか、「今しかない!」という思いがこみ上げてきて、
ついに勇気のない私が勇気を振り絞ってキキーーッとおじちゃんの前で自転車を止めました。
その時ちょうど左手に持っていたコーヒーをおじちゃんに手渡しました。
おじちゃんはコーヒーを受け取って、とても嬉しそうにしてくれました。
でもその瞬間、周りの人たちの視線が一斉に私に集まりました。
私は急に恥ずかしくなって、そして一瞬でも自分が高尚な人間に思えたアホらしさに恥ずかしさが倍増して、
逃げるようにして自転車をこぎまくって家に帰りました。



22日、23日と、名古屋の中心地で「ワールドコラボフェスタ」という、世界協同祭り的な楽しい催し物が開催されました。
日本国際飢餓対策機構もブースを出展させて頂きました。
2日間でたくさんの方とお話しする機会があり、たくさんの事を考えさせられました。


一日目に出会ったあるおばちゃんは、こんな事を言っていました。

「私ね、何年もいろんな団体にたくさんの募金をし続けてきたのよ。
でも、どれだけ私がお金を送ってもこの世界には貧困問題や飢餓は増えていく一方でしょ。
そうこうしてる内に自分が貧乏になっちゃったから、もう一切募金する事はやめたの。
なんか正直者がバカを見てるみたいで。」

こんなふうに話してくれました。

もっともだと思います。

「自分はこれだけの支援をしたんだから、それ相応の見返りがないと困る。」

そう思うのは普通の人なら当たり前だと思います。

だけど、だけど、それって本当の支援なのでしょうか・・・?
お金を出して何かが自動的に手に入るのなら、スーパーの買い物と同じです。
でもそうじゃなくて、一番大切なのは募金をして下さる側の気持ちだと思うのです。
その人の愛だと思うのです。
自分の持っている物を誰かに分かち合う、思いやりの心だと思うのです。
その団体を信頼する心だと思うのです。
たとえ目に見える結果がすぐに出なくとも、いつか飢餓はなくなると信じる心だと思うのです。
そういう思いが合わさって、自然に募金という形に繋がっていくんだと思います。

だから、「かわいそうだから募金をしてあげよう。自分が募金したお金でこの世界を変えてやる!」
という自分中心な思いの募金ではなく(もちろんこのおばちゃんの事ではないですが)、
「今自分が持てる中から差し出したこのお金を、今必要のあるところへ用いて下さい。」
という愛の詰まった募金こそが、きっとこの世界を少しずつ、でも確実に変えていくのだと思います。


だってどんなに遠く離れていても、愛は必ず伝わるものだと思うから。




ワールドコラボフェスタの2日目は、名古屋に在住の海外の方とお話しする機会がありました。
その方はカタコトの日本語で、

「ボク、ニホンダイスキデス。
トテモウツクシイクニ。
デモ、ニホン二タリナイモノハ、ホカノヒトヲオモイヤルコト。」

私はこの言葉を聞いて絶句しました。
海外の方にもこんなふうに思われているんだ・・・と、とても悲しくなりました。
この方は今回の東アフリカの飢餓問題について、「日本は力のある国なんだからもっと行動を起こすべきだ。
なぜみんなこんなに無関心なんだ!」と熱く語って下さいました。

そうです。私たちは、他の国はおろか、他人にはめっきり無関心です。
ひたすら自分の事しか考えていません。

そういう私も、気が付いたら自分の事しか考えていないベストオブ無関心な人間です。
ましてや他の人を助けるほどイイ人なんかでもありません。


でも、無関心でイイ人じゃないけど、こんな自分でも誰かの役に立てるなら・・・といつもどこかで願っています。
超矛盾してますが、それが私です。



今回いくら私が名古屋の中心で愛を叫んでみたって、白い目で見て通り過ぎていく人は大勢いました。
いくら私が世界を変えようとしたって、私一人じゃ無理なものは無理なのです。
そんな事は当たり前田のクラッカー。(←ふるっ!)
もちろん「私」はこの世界を変える事はできません。
でも、「私たち」ならその小さな愛を一つ一つ集めて、やがて大きな実を実らせる事ができるのです。



そう、だから


僕たちは世界を変えることが・・・・・


きっとできます。


And, we wanna make all children everywhere smile!

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