ハンガーゼロ アフリカ」とは

【愛知事務所】

2011年07月23日

すてきな三にんぐみ

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照りつける太陽。
早朝からシャーッ、シャーッと騒々しく鳴きわめくセミ。
気がついたらスッカリ夏になっていました。

夏好きな私としては、心躍るほど嬉しい事です。
どれくらい嬉しいかと言うと、
親友のお腹の中に赤ちゃんが出来たという知らせを聞いた時くらい嬉しいのです(分かりやすいようで分かりにくい)。

しかし夏になると1つ問題が。
私は顔の半分がおでこのため、太陽の光を額で全面に受け止めてしまう故、
おでこだけ日焼けしすぎて毎年夏になると皮がベロベロとめくれ始めるのです。
ギリギリ20代女子としては、これはかなり悲しい事実です。
どれくらい悲しいかと言うと、
8×4を使おうとしたら間違えてケープ(スーパーハード)を脇の下に思いっきり噴射して、
一瞬の内に脇の下がカッピカピになった時と同じくらい悲しいのです(ちなみに今朝の事件である)。


今日は久々の土曜日出勤でした。
お昼休みに明日から見られなくなるアナログテレビで吉本新喜劇を見て一人で爆笑していました。
そしてフッと我に返りました。

「被災地では、こんな風に一人でテレビを見て笑っている人っているのかな。」

私は少なくともガハハと笑っていたその時、震災の事を忘れていました。
でも被災者の方にとっては、例え一瞬であっても決して忘れる事のできない事実です。
あの日の悲劇を忘れたくても、朝起きればそこは避難所。仮設住宅。
あの日の悪夢を忘れたくても、外を見たら家はない、店もない、学校もない、何もない。
否応なく突きつけられる現実に、寝ても覚めても、誰かと話していても、例えテレビを見ていても、
あの日の事を忘れるなんてできないでしょう。

でも、もう少しだけ時間が経って。

一瞬でもいいから、悲しみと苦しみの中でピーーンと張り詰めていた心に少しだけゆとりが出来て、
いつかテレビを見てガハハと笑えるようになる平凡だけど、嬉しい日が来て欲しいなと思います。



今回の東北ライフでは、石巻でかわいい女の子3人に出会いました。
その名もサリイちゃん、レクちゃん、レイちゃん。
親切でとっても仲良しな3人組みでした。

そして彼女たちが以前通っていたという門脇小学校に案内してもらいました。――――

   
   私はそこで言葉をなくしました。

   そこはただ「学校」という名の、悲しすぎる真っ黒い建物でした。


東北2011.6 022.jpg外は火災のために焼けていて、中は机も椅子も全てグチャグチャでした。
地震と津波が押し寄せたあの日以来、まるでそのまま時が止まったようでした。

子どもたちの話しによると、その学校は避難所になっていたので地震の直後多くの住民が車で詰め掛けたそうです。
数分後にそこに津波が押し寄せ、校庭に駐車されていた車は校舎に打ち寄せられ、その衝撃で発火して校舎にも火が燃え移ったそうです。



本来ならば、この手をつなぐ3人の左手には希望に溢れた子ども達の笑い声の絶えない校舎があったはずです。
右手には子どもたちが駆け回る運動場があったはずです。

でも、しーんと静まり返った校舎。
誰もいない運動場。


東北2011.6 014.jpg


3人の子どもたちと全く釣り合わないその悲惨な背景があまりにも皮肉すぎて、
私はただその場に呆然と立ち竦むことしかできませんでした。


いつの日か、子どもも大人もみんなが手を繋いで心から笑い合える、そんな日がきますようにと切に祈らされます。

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